最近ではShowRoomや17Liveなどのオンライン配信ライブで、音楽を聴く機会が増えましたよね。
配信ライブを視聴する時に、自宅にいても臨場感を味わうために、なるべく良い音質で音楽を聴きたいと思っている人は多いでしょう。
そんな時は、サラウンドヘッドホンがおすすめですよ。
ココがおすすめ
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この記事のもくじ
サラウンド ヘッドホンとは
英語で「surround=取り囲む」という意味があるサラウンドヘッドホンは、通常のイヤホンよりも立体的な音が再現でき、臨場感あるサウンドを楽しめるヘッドホンです。
左右それぞれのイヤーマフに複数のスピーカーが付いており、音を立体的に聴かせることで、360°音に包まれているような音響再生法を確立し、迫力あるサウンドを実現しています。
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サラウンド ヘッドホンの選び方
「サラウンドヘッドホン」と言っても、様々なタイプのものが存在します。
サラウンドヘッドホンを選ぶ時は、どんな環境でどんな音楽が聴きたいかなど、自分の使う用途に合ったタイプを選びましょう。
また、サラウンドヘッドホンは比較的高価なものが多いので、購入時は慎重に選ぶことをおすすめします。
ここからはサラウンドヘッドホンの選び方を紹介します。
接続方法
サラウンドヘッドホンの接続方法には、有線タイプと無線タイプがあります。
サラウンドヘッドホンはもともと映画鑑賞やゲームの進歩と共に発達してきたため、それらの用途に合わせて接続方法も使い分けられていることが多いです。
音楽鑑賞する時に焦点を当てて、有線タイプと無線タイプの接続方法のメリット・デメリットをチェックしていきましょう。
有線
有線タイプのメリットは良音サウンドが楽しめることです。
無線タイプでは音に遅れが生じたり、定位がずれる場合がありますが、有線では音を発信しているデバイスとヘッドホンを直接ケーブルでつないでいるため、通信によるトラブルや音質の劣化はありません。
確実に良い音を楽しみたい場合は、有線タイプがおすすめです。
ただし、ケーブルでつながれているため、PCやテレビとの距離が限定されるなどのデメリットもあります。
無線
無線タイプのメリットはケーブルがないため、煩わしさを解消できることです。
また、音楽を聴きながら部屋の中を歩き回れるなど、行動が制限されないこともメリットと言えるでしょう。
ただし無線の場合、通信による音の遅れや定位のずれが生じることがあります。
最近は技術の進歩により気になることは少なくなりましたが、心配な人は1度お店で視聴してから購入するのが良いでしょう。
チャンネル数
サラウンドヘッドホンには、チャンネル数というものがあります。
チャンネル数は音を出すスピーカーの数のようなもので、チャンネル数が多いほど、音がより立体的に聴こえるのです。
チャンネル数は5.1ch、7.1ch、9.1chの3種類がスタンダードで、一般的には7.1chがあれば臨場感溢れるサウンドが楽しめると言われています。
それぞれのチャンネルの特徴を見ていきましょう。
5.1ch
サラウンドヘッドホンの中では比較的チャンネル数が少ない5.1chですが、通常のヘッドホンに比べれば十分に迫力あるサウンドが楽しめます。
ゲームやDVD映画鑑賞などに使っている人が多いです。
具体的にはライブ配信をしている人の息遣いがリアルに感じられたり、ギターを弾く人の弦が擦れる感じや、楽器を置いた時の場の雰囲気が感じられます。
7.1ch
最も良く使われてるのが7.1chのサラウンドヘッドホンです。
一般的にはブルーレイディスクのDVD鑑賞や、3Dオーディオに対応するゲームをする時に良く使われています。
ライブ配信による音楽を7.1chで視聴すると、ステージと自分との距離感が正確に感じられるようになるのです。
音が立体的に聴こえることから、演奏者と同じ空間にいる感覚になり、より近い距離でライブ感が味わえますよ。
9.1ch
最高音質で音楽を楽しみたい人には、9.1chがおすすめです。
9.1chのサラウンドヘッドホンは音の前後関係だけでなく、サラウンドバックという背後からの音や、フロントハイと呼ばれる音の高さまで再現できます。
360°音に包まれたリアルな音場を作りだし、まるでその場にいるかのような感覚を体感できるのが9.1chのサラウンドヘッドホンなのです。
イヤータイプ
通常のヘッドホンと同じように、サラウンドヘッドホンにも開放型と密閉型のイヤータイプがあります。
イヤータイプによって音の聴こえ方は変わりますが、どんな環境で使うかも重要なポイントです。
イヤータイプを選ぶ時は、音楽を視聴する時間や聞く環境を考慮しましょう。
以下では開閉型と密閉型のメリット・デメリットについて紹介します。
開放型
自然なサウンドを楽しみたい人には、開放型がおすすめです。
開放型は締め付けが少なく装着感が良いことから、長時間装着していても疲れにくいというメリットがあります。
生活音も聴こえるので、玄関のチャイムや携帯電話の音などを逃したくない人にもおすすめです。
ただし、遮音性が低いことから大音量で音楽を聴いていると、周囲に音漏れしてしまうことがあるので注意しましょう。
密閉型
音漏れの心配なく音楽を楽しみたい人には、密閉型がおすすめです。
密閉型ならたとえ深夜でも周りに迷惑をかけることなく、臨場感溢れる音楽を楽しめますよ。
ただし、フィット感のあるヘッドホンなので締め付けが気になったり、大音量で長時間音楽を聴くと、耳が疲れてしまうこともあるので注意しましょう。
SONYのおすすめサラウンドヘッドホン3選
サラウンドヘッドホンは多くのメーカーから発売されていますが、中でもSONYのサラウンドヘッドホンはアマチュアからプロ使用のものまで商品ラインナップが充実しています。
カメラや家電など様々な分野で活躍するSONYの技術が集結した、SONY発のサラウンドヘッドホン3選を紹介します。
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SONY / WH-L600
スポーツモード、ボイスモード、シネマモード、ゲームモードと様々なエフェクトを搭載しており、用途によって最適なサウンドを楽しめるのがSONYのWH-600です。
チャンネル数は7.1ch、密閉型のワイヤレスタイプで、充電用のスタンドも付いています。
充電は最大17時間持つので長時間使用でも安心です。
縦の長さを調節することで、頭にぴったりフィットした装着感が得られます。
SONY / WH-1000XM3
ワイヤレスでも音が劣化しない高音質な音楽を楽しみたい人におすすめなのが、SONYのWH-1000XM3です。
ノイズキャンセリング機能が付いており、どんな環境でもノイズを気にせず音楽が聴けます。
右側のハウジング部にタッチセンサーが付いていて、音量調節や曲の頭出しなどが瞬時にできるようになっているのです。
専用アプリを使うと音の聴こえ方を調整できたり、イコライジングできる高性能な密閉型ヘッドホンと言えます。
ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM3 : LDAC/ Amazon Alexa搭載 /Bluetooth/ハイ...
SONY / WH-H800
軽量で高音質な音楽を聴きたい人におすすめなのが、SONYのWH-H800。
重さが180gほどなので、長時間使用しても疲れにくく、専用アプリを使って音質の調整もできる密閉型ワイヤレスヘッドホンです。
カラーバリエーションも多くスタイリッシュなデザインも魅力で、コンパクトな作りから頭の小さい女性にも人気があります。
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音楽もゲームも楽しめるサラウンドヘッドセット4選
音楽だけでなくゲームも好きな人なら、どちらも楽しめるサラウンドヘッドホンがおすすめです。
ゲームで使う場合は、ボイスチャットもできるゲーミングヘッドセットを選びましょう。
最近ではゲーム用に開発されたサラウンドヘッドセットの中にも、臨場感溢れる音楽が楽しめるものがたくさんあります。
ここでは音楽もゲームも楽しめるサラウンドヘッド4選を紹介します。
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Kingston / HyperX Cloud Revolver Pro HX-HSCRS-GM/AS
多機能で高音質なヘッドホンならKingstonから発売されている、HyperX Cloud Revolver Pro HX-HSCRS-GM/ASがおすすめです。
音の距離感や奥行きが正確に再現されたヘッドホンで、足音や効果音もリアルに体感できるため、空間把握が必要なゲームに最適。
イコライザー機能も搭載しているので、自分好みの音質を作ることもできますよ。
有線タイプ7.1chのヘッドホンで、取り外し可能なノイズキャンセリングマイクがついています。
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Razer / Tiamat 7.1 V2
細かく音を調整して自分好みの立体感を作りたい人には、RaxerのTimat7.1 V2がおすすめです。
このヘッドホンは背後の音だけを大きくするなど、サラウンド感をピンポイントで調整することができます。
また、回転型ブースマイクが付いており、不要時は上に上げておくことができるので、マイクが邪魔になることはありません。
独特のヘッドバンドデザインを採用し、長時間使用しても疲れにくい構造になっています。
SENNHEISER / GSP 670
SENNHEISERのGSP670は、ワイヤレスタイプながら、独自の技術により音の遅れなどを感じさせないサラウンドヘッドホンです。
2.0chと7.1chを選ぶことができる密閉型ワイヤレスヘッドホンで、マイクとヘッドホンは個別に音量設定ができます。
マイクを使わない時はミュートすることもでき、ヘッドバンドはスライド式で装着感を調整できるところもおすすめポイントです。
VANKYO / CM7000
軽量で着け心地の良く、リーズナブルな価格が魅力のサラウンドヘッドホンがVANKYOのCM7000です。
装着感を重視しており、ダブルヘッドバンドを採用したり、保温性と通気性の良いヘッドセッドも付いています。
有線タイプ7.1chの密閉型ヘッドホンで、クリアなサウンドが楽しめますよ。
音の方向を明確にする必要があるRPGや、MOBAなどのゲームに最適です。
安いサラウンドヘッドホン3選
臨場感ある音楽を聴きたいけど、できるだけ予算を抑えたいという人もいるでしょう。
サラウンドヘッドホンは上級者向けの商品で、価格が高価というイメージがありますが、中には低価格の商品もあるのです。
「とりあえずサラウンドヘッドホンを試してみたい」という人は、税込5,000円以下で手に入る安い商品を使ってみるのも良いでしょう。
最後に価格の安いサラウンドヘッドホン3選を紹介します。
Panasonic / RP-HXS400-A
カラーバリエーションが多くおしゃれなサラウンドヘッドホンと言えば、PanasonicのRP-HXS400-Aです。
アプリを使うと最大11.1chの音質を楽しむことができます。
密閉型で有線タイプのサラウンドヘッドホンで、最大の魅力はリーズナブルな価格です。
サラウンドヘッドホンを試してみたい、という人におすすめですよ。
Panasonic / RP-HX350
高音質な音楽をリーズナブルな価格で楽しみたい人におすすめなのが、Panasnicから発売されているRP-HX350。
DTSという技術を採用しており、低価格ながら11.1chの臨場感あるサウンドを実現している、有線タイプ11.1chの密閉型ヘッドホンです。
長時間使用しても耳が疲れにくいオーバル型イヤーパッドで耳を優しく包み込み、音漏れも防いでくれるでしょう。
YAMAHA / RH-5Ma
YAMAHAのRH-5Maはメリハリのある音楽が楽しめるヘッドホンで、価格が安く、気軽に試せるところも魅力の1つです。
密閉型で有線タイプのヘッドホンで、大口40mmのドライバーユニットを搭載しています。
低音と高音が強調して聴こえるため、ロックなどの音楽や爆発音など効果音の多いゲームをする時におすすめです。
サラウンドヘッドホンを使えば臨場感が倍増!こだわりのヘッドホンで音楽に包まれよう
自宅で音楽を楽しむ時、サラウンドヘッドホンを使えば360°音に包まれたような、臨場感ある音楽を聴くことができます。
サラウンドヘッドホンには様々な種類があるので、自分の聴きたい音楽の種類や使う環境に適したタイプを選びましょう。
最近はリーズナブルな商品もあるのでぜひ試してみてくださいね。
この記事のまとめ!
- 左右それぞれのイヤーマフに複数のスピーカーを搭載し、音を立体的に再現できるのがサラウンドヘッドホン
- サラウンドヘッドホンを使えば360°音に囲まれたような臨場感ある音楽を聴くことができる
- 音質や着け心地など、サラウンドヘッドホンにも様々なタイプがある
- サラウンドヘッドホンを購入する時は、自分の用途に合わせたタイプを選ぼう