陽ひの浅あさい空そらに
雲くもが筆ふでを引ひくとき
花はなびらを散ちらして
落おちてくる桜雨さくらあめ
まだ若わかい恋こいは
ふいに壊こわれやすくて
急せかすほど危あやうい
幸しあわせは返かえり梅雨つゆ
ひとりではいられない
さみしさに雨あめが降ふり
ふたりなのに止やまない
せつなさの雨あめが降ふる
風かぜよどむ街まちは
時ときを払はらう静しずけさ
ぬくもりを重かさねて
しのぐのは秋あき微雨びう
すぐ覚さめる夢ゆめに
糸いとを付つけておこうか
一粒ひとつぶの涙なみだで
心こころには片かた時雨しぐれ
ひとりでは叶かなわない
ときめきに雨あめが降ふり
ふたりだから止やまない
愛いとしさの雨あめが降ふる
ひとりではいられない
さみしさに雨あめが降ふり
ふたりなのに止やまない
せつなさの雨あめが降ふる
陽hiのno浅asaいi空soraにni
雲kumoがga筆fudeをwo引hiくときkutoki
花hanaびらをbirawo散chiらしてrashite
落oちてくるchitekuru桜雨sakuraame
まだmada若wakaいi恋koiはha
ふいにfuini壊kowaれやすくてreyasukute
急seかすほどkasuhodo危ayaういui
幸shiawaせはseha返kaeりri梅雨tsuyu
ひとりではいられないhitoridehairarenai
さみしさにsamishisani雨ameがga降fuりri
ふたりなのにfutarinanoni止yaまないmanai
せつなさのsetsunasano雨ameがga降fuるru
風kazeよどむyodomu街machiはha
時tokiをwo払haraうu静shizuけさkesa
ぬくもりをnukumoriwo重kasaねてnete
しのぐのはshinogunoha秋aki微雨biu
すぐsugu覚saめるmeru夢yumeにni
糸itoをwo付tsuけておこうかketeokouka
一粒hitotsubuのno涙namidaでde
心kokoroにはniha片kata時雨shigure
ひとりではhitorideha叶kanaわないwanai
ときめきにtokimekini雨ameがga降fuりri
ふたりだからfutaridakara止yaまないmanai
愛itoしさのshisano雨ameがga降fuるru
ひとりではいられないhitoridehairarenai
さみしさにsamishisani雨ameがga降fuりri
ふたりなのにfutarinanoni止yaまないmanai
せつなさのsetsunasano雨ameがga降fuるru