微睡まどろみの中なかに
人じん生せいは過すぎる
幻げん燈とうのように
刻こく限げんに追おわれ
安あん寧ねいを求もとめ
目めが覚さめぬままに
僕ぼくは 奴ど隷れいなんかじゃない
僕ぼくは 自じ由ゆうを叫さけびたい
番ばん号ごうは振ふられ
選せん別べつがされる
畜ちく生しょうのように
限げん界かいが生うまれ
坦たん懐かいは消きえる
隷れい従じゅうのままに
僕ぼくは 奴ど隷れいなんかじゃない
僕ぼくは 自じ由ゆうを叫さけびたい
この世よに生うまれて 何なにをつかむのか
他た人にんの生しょう涯がい それとも己おのれか
思おもい出で浸ひたる時じ間かんはない
輪廻りんねを出でるには 何なにをすればいい
刹せつ那なの慰なぐさみ それとも試し練れんか
虚きょ構こうに救すくう道みちなどない
牢ろう獄ごくの中なかで
人じん生せいは閉とじる
幻げん想そうのままに
僕ぼくは 奴ど隷れいなんかじゃない
僕ぼくは 自じ由ゆうを叫さけびたい
微睡madoroみのmino中nakaにni
人jin生seiはha過suぎるgiru
幻gen燈touのようにnoyouni
刻koku限genにni追oわれware
安an寧neiをwo求motoめme
目meがga覚saめぬままにmenumamani
僕bokuはha 奴do隷reiなんかじゃないnankajanai
僕bokuはha 自ji由yuuをwo叫sakeびたいbitai
番ban号gouはha振fuられrare
選sen別betsuがされるgasareru
畜chiku生syouのようにnoyouni
限gen界kaiがga生uまれmare
坦tan懐kaiはha消kiえるeru
隷rei従juuのままにnomamani
僕bokuはha 奴do隷reiなんかじゃないnankajanai
僕bokuはha 自ji由yuuをwo叫sakeびたいbitai
このkono世yoにni生uまれてmarete 何naniをつかむのかwotsukamunoka
他ta人ninのno生syou涯gai それともsoretomo己onoれかreka
思omoいi出de浸hitaるru時ji間kanはないhanai
輪廻rinneをwo出deるにはruniha 何naniをすればいいwosurebaii
刹setsu那naのno慰nagusaみmi それともsoretomo試shi練renかka
虚kyo構kouにni救sukuうu道michiなどないnadonai
牢rou獄gokuのno中nakaでde
人jin生seiはha閉toじるjiru
幻gen想souのままにnomamani
僕bokuはha 奴do隷reiなんかじゃないnankajanai
僕bokuはha 自ji由yuuをwo叫sakeびたいbitai