冬のカモメ 歌詞 半田浩二 ふりがな付

色褪いろあせた 写真しゃしんでも
私わたしのあなたが そこにいる
俺おれの分ぶんまで 幸しあわせに
いまもこの手てに ぬくもりが
この涙なみだ 色いろさえも
変かわることもない あなたへの愛あい
遠とおいあの日ひの 想おもい出でを抱だいて
私わたしは飛とばない冬ふゆのカモメ
見守みまもって いるように
優やさしく微笑ほほえみ そばにいる
子供こどもみたいに 甘あまえては
四よツ葉ばを探さがした 愛いとしい日ひよ

色褪いろあせた 紅あかい糸いと
いまでも小指こゆびに 巻まいている
ひとりぼっちの この部屋へやは
頬ほおの涙なみだが やるせない
淋さびしさに 悲かなしみに
胸むねが濡ぬれるのも あなたへの愛あい
夢ゆめの国くにでも 誓ちかいあう愛あいに
私わたしは飛とばない 冬ふゆのカモメ
愛あいして 花はなが咲さき
散ちって行いくのも それも愛あい
ふたり一ひとつの 愛あいだから
私わたしは飛とばない 冬ふゆのカモメ

ふたり一ひとつの 愛あいだから
私わたしは飛とばない 冬ふゆのカモメ