綾あやなす樹々きぎに降ふる細雪ささめゆき
満みちては欠かけてゆく月つきの光ひかり
遠とおくへ行いかないでと泣ないてる
今日きょうもまた
指ゆびの隙間すきま摺すり抜ぬけてく
想おもい出でを掻かき集あつめてるだけ
少すこしずつの すれ違ちがいは
いつの間まに二人ふたりを別わかつ
綾あやなす樹々きぎに降ふる細雪ささめゆき
満みちては欠かけてゆく月つきの光ひかり
見渡みわたす一面いちめんに雪化粧ゆきげしょう
全すべて包つつむ様ように
何処どこかに落おとしてきた情熱じょうねつも
誰だれかを愛あいした日ひの温ぬくもりも
二度にどとは戻もどれない日々ひびだって
過すぎてゆく
指ゆびを朱あかく結むすぶ糸いとの
その先さきは想おもさを失なくせども
頬ほおを伝つたう涙なみだであれ
その海うみもいつかは枯かれる
もう一度いちど巡めぐり会あえたら
伝つたえたいことばかりだよ
海うみを越こえて見みえた景色けしきを
語かたり合あいたかった
綾あやなす樹々きぎに降ふる細雪ささめゆき
満みちては欠かけてゆく月つきの光ひかり
この手てを離はなした胸むねの痛いたみ
全すべて包つつむ様ように
何処どこかで忘わすれていた情熱じょうねつを
貴方あなたを愛あいした日ひの温ぬくもりを
二度にどとは戻もどれない日ひを抱だいて
生いきてゆく
綾ayaなすnasu樹々kigiにni降fuるru細雪sasameyuki
満miちてはchiteha欠kaけてゆくketeyuku月tsukiのno光hikari
遠tooくへkuhe行iかないでとkanaideto泣naいてるiteru
今日kyouもまたmomata
指yubiのno隙間sukima摺suりri抜nuけてくketeku
想omoいi出deをwo掻kaきki集atsuめてるだけmeterudake
少sukoしずつのshizutsuno すれsure違chigaいはiha
いつのitsuno間maにni二人futariをwo別wakaつtsu
綾ayaなすnasu樹々kigiにni降fuるru細雪sasameyuki
満miちてはchiteha欠kaけてゆくketeyuku月tsukiのno光hikari
見渡miwataすsu一面ichimenにni雪化粧yukigesyou
全subeてte包tsutsuむmu様youにni
何処dokoかにkani落oとしてきたtoshitekita情熱jounetsuもmo
誰dareかをkawo愛aiしたshita日hiのno温nukuもりもmorimo
二度nidoとはtoha戻modoれないrenai日々hibiだってdatte
過suぎてゆくgiteyuku
指yubiをwo朱akaくku結musuぶbu糸itoのno
そのsono先sakiはha想omoさをsawo失naくせどもkusedomo
頬hooをwo伝tsutaうu涙namidaであれdeare
そのsono海umiもいつかはmoitsukaha枯kaれるreru
もうmou一度ichido巡meguりri会aえたらetara
伝tsutaえたいことばかりだよetaikotobakaridayo
海umiをwo越koえてete見miえたeta景色keshikiをwo
語kataりri合aいたかったitakatta
綾ayaなすnasu樹々kigiにni降fuるru細雪sasameyuki
満miちてはchiteha欠kaけてゆくketeyuku月tsukiのno光hikari
このkono手teをwo離hanaしたshita胸muneのno痛itaみmi
全subeてte包tsutsuむmu様youにni
何処dokoかでkade忘wasuれていたreteita情熱jounetsuをwo
貴方anataをwo愛aiしたshita日hiのno温nukuもりをmoriwo
二度nidoとはtoha戻modoれないrenai日hiをwo抱daいてite
生iきてゆくkiteyuku