水みずにきらめく かがり火びは
誰だれに想おもいを 燃もやすやら
あなた あなた やさしい旅たびの人ひと
逢あうたひと夜よのなさけを乗のせて
こころまかせの鵜飼うかい舟ぶね
好すきと言いわれた嬉うれしさに
酔ようて私わたしは燃もえたのよ
あなた あなた すがってみたい人ひと
肌はだを寄よせても明日あしたは別わかれ
窓まどに夜明よあけの風かぜが泣なく
添そえぬ さだめと知しりながら
今いまは他人たにんじゃない二人ふたり
あなた あなた 私わたしを泣なかす人ひと
枕まくら淋さびしや鵜飼うかいの宿やどは
朝あさが白々しらじら 長良川ながらがわ
水mizuにきらめくnikirameku かがりkagari火biはha
誰dareにni想omoいをiwo 燃moやすやらyasuyara
あなたanata あなたanata やさしいyasashii旅tabiのno人hito
逢aうたひとutahito夜yoのなさけをnonasakewo乗noせてsete
こころまかせのkokoromakaseno鵜飼ukaいi舟bune
好suきとkito言iわれたwareta嬉ureしさにshisani
酔yoうてute私watashiはha燃moえたのよetanoyo
あなたanata あなたanata すがってみたいsugattemitai人hito
肌hadaをwo寄yoせてもsetemo明日ashitaはha別wakaれre
窓madoにni夜明yoaけのkeno風kazeがga泣naくku
添soえぬenu さだめとsadameto知shiりながらrinagara
今imaはha他人taninじゃないjanai二人futari
あなたanata あなたanata 私watashiをwo泣naかすkasu人hito
枕makura淋sabiしやshiya鵜飼ukaいのino宿yadoはha
朝asaがga白々shirajira 長良川nagaragawa