100 歌詞 日食なつこ ふりがな付

曇天どんてんに光ひかりの穴あなを開あけるべく焦こげる太陽たいようは
図はからずもあたしに似にていると思おもった

どんなに焦じれたところで明日あしたは明日あしたにしか来こない
簡単かんたんなことに気きづけず今日きょうも今日きょうを取とり逃にがしました

出発点しゅっぱつてんは同おなじ筈はず なんであの子こは前まえにいるんだ
蹴けって蹴けられる戦場せんじょうで 君きみのペースでなんて抜ぬかすのは誰だれだい

こんがらがってもつれた挙句あげく倒たおれたこの両足りょうあしは
転ころんだまままだ走はしる 言いい訳わけするように

曇天どんてんは風かぜにたぶらかされあたしを残のこし晴はれ渡わたった
途方とほうに暮くれる爪先つまさき 次つぎ吹ふく風かぜを見計みはからって

いつまで経たったって動うごき出ださない この手てを取とり君きみが飛とび込こんだ
モーターエンジンで動うごく街まちは 乍さぁこのあたしを受うけ入いれるかい

帰かえる場所ばしょなど無限むげんにありそうでないこの街まちの只中ただなか
焦あせって一手いって二手にて出だせるなら気きがすむまで焦あせりゃいいさ

いつまで経たったって目めを開あけない 真実しんじつよ 起おきろ バレてるぞ
モーターエンジンでがなる街まちに 張はり合あえよあたしの心拍数しんぱくすう

いつでも革命かくめいを待まちわびてる この街まちもあたしと変かわらないね
踏ふみつけるだけだったアスファルトよ いつか凱旋がいせん道どうに変かえてやる

いつまで経たったって動うごき出ださない この手てを取とり君きみが飛とび込こんだ
モーターエンジンで動うごく街まちは 乍さぁこのあたしを受うけ入いれるかい

乍さぁこのあたしを受うけ入いれるかい