深ふかい嘘うそにうなされ 浅あさい夢ゆめから醒さめる
忘わすれたい事ことばかり 頭あたまの中なかを回まわる
かじかんだ指先ゆびさきで 綴つづる君きみへの手紙てがみ
大人おとなのふりをして 自分じぶんをかくしながら
愛あいして嫌きらわれて 人ひとの愛あいわからない
傷きずつけるだけの恋こいばかり
つらい別わかれを またくり返かえし
憧あこがれを少すこしずつ 諦あきらめに変かえる
心こころの片隅かたすみに 想おもいは凍こおりつき
言葉ことばにはならない 誰だれか溶とかしてくれ
形かたちある倖しあわせ 音おとのない倖しあわせ
見みせかけの倖しあわせ すべて消きえてゆくよ
明日あすの朝あさになったら 僕ぼくは北きたへと旅立たびだつ
二度にどと呼よぶことのない 名前なまえをつぶやいてみる
君きみの名残なごりあるもの 焚火たきびの中なかに捨すてる
立たちこめる煙けむりの中なか 過去かこが灰はいになってゆく
愛あいして求もとめ合あい 二人ふたりきり過すごした日ひ
与あたえあうことはなかったよ
まるで安物やすものの指輪ゆびわのようにねじれて
めぐりめぐった愛あいの終おわり
深fukaいi嘘usoにうなされniunasare 浅asaいi夢yumeからkara醒saめるmeru
忘wasuれたいretai事kotoばかりbakari 頭atamaのno中nakaをwo回mawaるru
かじかんだkajikanda指先yubisakiでde 綴tsuduるru君kimiへのheno手紙tegami
大人otonaのふりをしてnofuriwoshite 自分jibunをかくしながらwokakushinagara
愛aiしてshite嫌kiraわれてwarete 人hitoのno愛aiわからないwakaranai
傷kizuつけるだけのtsukerudakeno恋koiばかりbakari
つらいtsurai別wakaれをrewo またくりmatakuri返kaeしshi
憧akogaれをrewo少sukoしずつshizutsu 諦akiraめにmeni変kaえるeru
心kokoroのno片隅katasumiにni 想omoいはiha凍kooりつきritsuki
言葉kotobaにはならないnihanaranai 誰dareかka溶toかしてくれkashitekure
形katachiあるaru倖shiawaせse 音otoのないnonai倖shiawaせse
見miせかけのsekakeno倖shiawaせse すべてsubete消kiえてゆくよeteyukuyo
明日asuのno朝asaになったらninattara 僕bokuはha北kitaへとheto旅立tabidaつtsu
二度nidoとto呼yoぶことのないbukotononai 名前namaeをつぶやいてみるwotsubuyaitemiru
君kimiのno名残nagoりあるものriarumono 焚火takibiのno中nakaにni捨suてるteru
立taちこめるchikomeru煙kemuriのno中naka 過去kakoがga灰haiになってゆくninatteyuku
愛aiしてshite求motoめme合aいi 二人futariきりkiri過suごしたgoshita日hi
与ataえあうことはなかったよeaukotohanakattayo
まるでmarude安物yasumonoのno指輪yubiwaのようにねじれてnoyouninejirete
めぐりめぐったmegurimegutta愛aiのno終owaりri