深ふかい海うみの底そこ 眠ねむる夢ゆめは
欠かけて満みたされぬ珊瑚礁さんごしょう
幾いくつもの星ほしと 空そらの下したで
捨すてられた あはれ恋心こいごころ
ひたむきな美うつくしさと もろい美うつくしさと
何なにひとつ 失うしなうものがない
君きみをなくしてしまったら
取とりかえすことさえ 叶かなわない
命いのち枯かれるような想おもい
濡ぬれた髪かみのまま 浴衣姿ゆかたすがた
雨上あめあがり古ふるい境内けいだい
十五夜じゅうごやの月つきの中なかに見みてた
ウサギなら はかない幻まぼろし
ねじれてる細ほそい糸いとと ガラス窓まどのひびと
見失みうしない言葉ことばでつくろえば
君きみをなくすことを恐おそれ
強つよく抱だきしめれば それだけで
二人ふたり別々べつべつと知しらされた
何なにひとつ 失うしなうものがない
君きみをなくしてしまったら
取とりかえすことさえ 叶かなわない
命いのち枯かれるような想おもい
深fukaいi海umiのno底soko 眠nemuるru夢yumeはha
欠kaけてkete満miたされぬtasarenu珊瑚礁sangosyou
幾ikuつものtsumono星hoshiとto 空soraのno下shitaでde
捨suてられたterareta あはれahare恋心koigokoro
ひたむきなhitamukina美utsukuしさとshisato もろいmoroi美utsukuしさとshisato
何naniひとつhitotsu 失ushinaうものがないumonoganai
君kimiをなくしてしまったらwonakushiteshimattara
取toりかえすことさえrikaesukotosae 叶kanaわないwanai
命inochi枯kaれるようなreruyouna想omoいi
濡nuれたreta髪kamiのままnomama 浴衣姿yukatasugata
雨上ameaがりgari古furuいi境内keidai
十五夜juugoyaのno月tsukiのno中nakaにni見miてたteta
ウサギusagiならnara はかないhakanai幻maboroshi
ねじれてるnejireteru細hosoいi糸itoとto ガラスgarasu窓madoのひびとnohibito
見失miushinaいi言葉kotobaでつくろえばdetsukuroeba
君kimiをなくすことをwonakusukotowo恐osoれre
強tsuyoくku抱daきしめればkishimereba それだけでsoredakede
二人futari別々betsubetsuとto知shiらされたrasareta
何naniひとつhitotsu 失ushinaうものがないumonoganai
君kimiをなくしてしまったらwonakushiteshimattara
取toりかえすことさえrikaesukotosae 叶kanaわないwanai
命inochi枯kaれるようなreruyouna想omoいi