雨音に口づけを 歌詞 榊原郁恵 ふりがな付

あの時ときにどうしてあなた
こんな私わたし見みつめていたの
週末しゅうまつににぎわう街まちで
すれ違ちがった恋こい
抱だき寄よせられて
逃にげ出だしたのは
人ひとごみだけのせいじゃなく
突然とつぜん恋こいに落おとされてゆく
自分じぶんが見みえないのです
私わたしがきっとあなたに
ついてゆく道みちは雨音あまおと

あの店みせで待まってるあなた
どんな服ふくを着きてゆけばいい
私わたしには似合にあわないのね
やっぱりあなたと
好すきと言いわれて
自身じしんなくして
受話器じゅわきをとることも出来できず
別わかれられなくなってしまえば
もっと悲かなしいでしょう
そんな時ときにもかまわず
泣なけるのが私わたしだけの恋こい

あぶない恋こいと
気付きづいていても
なぜかもうひとりの私わたし
あの日ひあなたのまぶしい眼めから
ずっと離はなれられない
私わたしがきっとあなたに
ついてゆく道みちは雨音あまおと