足音あしおとをひきずりながら ビルの谷間たにまを
いつのまに この曲まがり角かどきていたのよ
あれはただ噂うわさがもとの にがいもめごと
もう二度にどと逢あえないなんて 私わたしどうするの
夜よるに浮うかんでる 公衆こうしゅう電話でんわのボックス
ちょっぴり お酒さけに酔よっているけど
ねえ やりなおしたいの
ねえ 私わたしのせいなのね
ねえ 部屋へやに誰だれかいるの
ねえ ねえ 誰だれよ―――
あなたが余計よけい離はなれてしまう
言葉ことばがつまる そのたび
こんな時ときめそめそしたら 多分たぶんあなたは
さりげなく 受話器じゅわきを置おいてしまうでしょう
静しずけさをさえぎるように ぽつりぽつりと
つよがりのお芝居しばいをして 私わたしせいいっぱい
夜よるに沈しずみそう 公衆こうしゅう電話でんわのボックス
あなたが声こえよりずっと遠とおくて
ねえ やりなおしたいの
ねえ あの日ひのことなのね
ねえ 誰だれがいてもいいの
ねえ ねえ あなた―――
かなしみのそば素通すどおりをして
時間じかんは朝あさへ 急いそぐの
足音ashiotoをひきずりながらwohikizurinagara ビルbiruのno谷間tanimaをwo
いつのまにitsunomani このkono曲magaりri角kadoきていたのよkiteitanoyo
あれはただarehatada噂uwasaがもとのgamotono にがいもめごとnigaimomegoto
もうmou二度nidoとto逢aえないなんてenainante 私watashiどうするのdousuruno
夜yoruにni浮uかんでるkanderu 公衆kousyuu電話denwaのnoボックスbokkusu
ちょっぴりchoppiri おo酒sakeにni酔yoっているけどtteirukedo
ねえnee やりなおしたいのyarinaoshitaino
ねえnee 私watashiのせいなのねnoseinanone
ねえnee 部屋heyaにni誰dareかいるのkairuno
ねえnee ねえnee 誰dareよyo―――
あなたがanataga余計yokei離hanaれてしまうreteshimau
言葉kotobaがつまるgatsumaru そのたびsonotabi
こんなkonna時tokiめそめそしたらmesomesoshitara 多分tabunあなたはanataha
さりげなくsarigenaku 受話器juwakiをwo置oいてしまうでしょうiteshimaudesyou
静shizuけさをさえぎるようにkesawosaegiruyouni ぽつりぽつりとpotsuripotsurito
つよがりのおtsuyogarinoo芝居shibaiをしてwoshite 私watashiせいいっぱいseiippai
夜yoruにni沈shizuみそうmisou 公衆kousyuu電話denwaのnoボックスbokkusu
あなたがanataga声koeよりずっとyorizutto遠tooくてkute
ねえnee やりなおしたいのyarinaoshitaino
ねえnee あのano日hiのことなのねnokotonanone
ねえnee 誰dareがいてもいいのgaitemoiino
ねえnee ねえnee あなたanata―――
かなしみのそばkanashiminosoba素通sudooりをしてriwoshite
時間jikanはha朝asaへhe 急isoぐのguno