竹たけがはじけて 雪ゆきがちる
胸むねが泣なきます しくしくと
つらい つらいの どうすりゃいいの
思おもい切きれずに また一いち夜や
明あかす越前えちぜん 恋こいの宿やど
そっとあなたの 手てを握にぎり
熱あつい私わたしの 胸むねにおく
聞きいて ください おんなの声こえを
死しねと言いわれりゃ その覚悟かくご
できていますわ はじめから
なにも無なかった 朝あさのよに
罪つみをうずめて つもる雪ゆき
あなた おねがい 呼よびとめないで
二度にどと解とかない みれん帯おび
しめて踏ふみ出だす 竹たけの径みち
竹takeがはじけてgahajikete 雪yukiがちるgachiru
胸muneがga泣naきますkimasu しくしくとshikushikuto
つらいtsurai つらいのtsuraino どうすりゃいいのdousuryaiino
思omoいi切kiれずにrezuni またmata一ichi夜ya
明aかすkasu越前echizen 恋koiのno宿yado
そっとあなたのsottoanatano 手teをwo握nigiりri
熱atsuいi私watashiのno 胸muneにおくnioku
聞kiいてite くださいkudasai おんなのonnano声koeをwo
死shiねとneto言iわれりゃwarerya そのsono覚悟kakugo
できていますわdekiteimasuwa はじめからhajimekara
なにもnanimo無naかったkatta 朝asaのよにnoyoni
罪tsumiをうずめてwouzumete つもるtsumoru雪yuki
あなたanata おねがいonegai 呼yoびとめないでbitomenaide
二度nidoとto解toかないkanai みれんmiren帯obi
しめてshimete踏fuみmi出daすsu 竹takeのno径michi