男おとこは死しぬまで 夢ゆめを抱みる
女おんなは死しぬまで 男おとこの夢ゆめを待まつ
ガラクタばかりの おもちゃ箱ばこ
なんにも言いわずに 出でていっちゃった
ため息いきつけば しあわせ逃にげる
泣ないたら なおさら背せを向むける
手てのひらに のせた月つき
満みちては欠かけてく 人ひとの世よか…
酔よえば 酔ようほど はぐれた こころが憎にくらしい
十六夜月いざよいづきの 女おんな恋歌こいうた
夜更よふけのテレビを つけたまま
寝ねたふりしながら 待まつのも慣なれてきた
縁側えんがわひとりの 月見つきみ酒ざけ
貴方あなたは今頃いまごろ どうしているの
愛あいしていると 今いまさら想おもう
それでも 待まつしかないけれど
庭先にわさきの 秋桜コスモスが
今年ことしも綺麗きれいに 咲さいてます…
酔よえば 酔ようほど 秋風あきかぜ 素肌すはだに冷つめたくて
十六夜いざよい寂さびし 女おんな恋歌こいうた
酔よえば 酔ようほど はぐれた こころが憎にくらしい
十六夜月づきの 女おんな恋歌こいうた
男otokoはha死shiぬまでnumade 夢yumeをwo抱miるru
女onnaはha死shiぬまでnumade 男otokoのno夢yumeをwo待maつtsu
ガラクタgarakutaばかりのbakarino おもちゃomocha箱bako
なんにもnannimo言iわずにwazuni 出deていっちゃったteitchatta
ためtame息ikiつけばtsukeba しあわせshiawase逃niげるgeru
泣naいたらitara なおさらnaosara背seをwo向muけるkeru
手teのひらにnohirani のせたnoseta月tsuki
満miちてはchiteha欠kaけてくketeku 人hitoのno世yoかka…
酔yoえばeba 酔yoうほどuhodo はぐれたhagureta こころがkokoroga憎nikuらしいrashii
十六夜月izayoidukiのno 女onna恋歌koiuta
夜更yofuけのkenoテレビterebiをwo つけたままtsuketamama
寝neたふりしながらtafurishinagara 待maつのもtsunomo慣naれてきたretekita
縁側engawaひとりのhitorino 月見tsukimi酒zake
貴方anataはha今頃imagoro どうしているのdoushiteiruno
愛aiしているとshiteiruto 今imaさらsara想omoうu
それでもsoredemo 待maつしかないけれどtsushikanaikeredo
庭先niwasakiのno 秋桜kosumosuがga
今年kotoshiもmo綺麗kireiにni 咲saいてますitemasu…
酔yoえばeba 酔yoうほどuhodo 秋風akikaze 素肌suhadaにni冷tsumeたくてtakute
十六夜izayoi寂sabiしshi 女onna恋歌koiuta
酔yoえばeba 酔yoうほどuhodo はぐれたhagureta こころがkokoroga憎nikuらしいrashii
十六夜月dukiのno 女onna恋歌koiuta