321 歌詞 鶴 ふりがな付

夜よるの数かずだけ夢ゆめを見みた
夢ゆめの数かずだけ涙なみだした
涙なみだの数かずほど強つよくはないな

星ほしの数かずだけ願ねがったんだ
願ねがいの数かずだけため息いきついた
ため息いきを集あつめりゃ空そらも飛とべそうさ

ああ 願ねがいも祈いのりもまじないも 全部ぜんぶ試ためしたから
ここからはこの足あしで心こころで 何度なんどだって僕ぼくらは

321で立たち上あがる ギリギリのファイティングポーズ
レフェリーストップも 投なげ込こまれるタオルもない
このリングに独ひとりきりで
123のその先さきは 10や100ではなくて
頼たよりない手探てさぐりで 踏ふみ出だした一歩いっぽを
ひとつずつ確たしかめながら数かぞえていく

明日あしたの数かずだけ今日きょうがあって
今日きょうは越こえたい昨日きのうがあった
昨日きのうより後うしろに下さがることもあったな

なあ また今日きょうもいつもと変かわらない 景色けしきに見みえるだろう
いつだって不安ふあんな明日あしたの扉とびらがあるだけ

321で幕まくが開あく 客きゃくのいないサーカスの
綱渡つなわたりみたいに 足あしはすくんでいる
渡わたりきっても拍手はくしゅはない
目めの前まえはいつでも 真まっ暗くらな闇やみの中なか
でも振ふり返かえった時とき 見みえている景色けしきには
なかったはずの足跡あしあとがついてるだろう
足跡あしあとがついてるだろう
足跡あしあとがついてるだろう