青々あおあおと茂しげる 竹藪たけやぶの間あいだ 幻まぼろしを見みたの
春はるのうたを聞きいたから
清涼せいりょうな風かぜと 根ねを張はり巡めぐらせた
この土つちの強つよさ ぼくらは守まもられている
今日きょうもこんなに 影かげが色濃いろこい
朝日あさひを浴あびた群むれは何処どこを目指めざすのか
ぼくらは守まもられている
かつて我われはこの国くにの王おう
弱よわい か弱よわいものたちに
危険きけんが及およべば
年老としおいた我わが身みを捧ささげよう
静しずかに
青々aoaoとto茂shigeるru 竹藪takeyabuのno間aida 幻maboroshiをwo見miたのtano
春haruのうたをnoutawo聞kiいたからitakara
清涼seiryouなna風kazeとto 根neをwo張haりri巡meguらせたraseta
このkono土tsuchiのno強tsuyoさsa ぼくらはbokuraha守mamoられているrareteiru
今日kyouもこんなにmokonnani 影kageがga色濃irokoいi
朝日asahiをwo浴aびたbita群muれはreha何処dokoをwo目指mezaすのかsunoka
ぼくらはbokuraha守mamoられているrareteiru
かつてkatsute我wareはこのhakono国kuniのno王ou
弱yowaいi かka弱yowaいものたちにimonotachini
危険kikenがga及oyoべばbeba
年老toshioいたita我waがga身miをwo捧sasaげようgeyou
静shizuかにkani