なにも怖こわくはないよ
たってさ誰だれも正ただしくはない
ただ何なにかが足たりなくて
うっとうしいぜ
別べつに腹はらも空あいちゃいないけど
吸すい込こんだキャスターの煙けむりで見みえなくして
濁にごした行いき先さきとあの日ひの僕ぼくらは
乾かわかない洗濯物せんたくものを永遠えいえんに揺ゆらした
張はり合あいのない春はるの風かぜに吹ふかれて
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向むかい風かぜ受うけて伸のびた前髪まえがみの間あいだから見みえた
春はるの終おわりは
聞きいた事こともない言葉ことばを連つれてきたよ
ただ怖こわくなったよ、だから「サヨナラ」って言いった
吸すい込こんだキャスターと君きみの飲のみさしていった
冷つめたいオレンジジュースのように
薄うすくなっていく色いろも考かんがえ方かたも全部ぜんぶ
味気あじけない方ほうだけ綺麗きれいに見みえるの
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なにもnanimo怖kowaくはないよkuhanaiyo
たってさtattesa誰dareもmo正tadaしくはないshikuhanai
ただtada何naniかがkaga足taりなくてrinakute
うっとうしいぜuttoushiize
別betsuにni腹haraもmo空aいちゃいないけどichainaikedo
吸suいi込koんだndaキャスタkyasutaーのno煙kemuriでde見miえなくしてenakushite
濁nigoしたshita行iきki先sakiとあのtoano日hiのno僕bokuらはraha
乾kawaかないkanai洗濯物sentakumonoをwo永遠eienにni揺yuらしたrashita
張haりri合aいのないinonai春haruのno風kazeにni吹fuかれてkarete
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向muかいkai風kaze受uけてkete伸noびたbita前髪maegamiのno間aidaからkara見miえたeta
春haruのno終oわりはwariha
聞kiいたita事kotoもないmonai言葉kotobaをwo連tsuれてきたよretekitayo
ただtada怖kowaくなったよkunattayo、だからdakara「サヨナラsayonara」ってtte言iったtta
吸suいi込koんだndaキャスタkyasutaーとto君kimiのno飲noみさしていったmisashiteitta
冷tsumeたいtaiオレンジジュorenjijuースsuのようにnoyouni
薄usuくなっていくkunatteiku色iroもmo考kangaえe方kataもmo全部zenbu
味気ajikeないnai方houだけdake綺麗kireiにni見miえるのeruno
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