あなたの声こえに耳みみを塞ふさいだ
分わからないから
「何なにを望のぞむの」
そう何なにも救すくえないエゴ
意味いみのないことなどやめて
そんな風ふうに思おもう矛盾むじゅんに泣ないていた
その手てで迷まよいを払はらえ 歪ゆがんだものを壊こわして
突つき刺さして傷きずつけたのは自分じぶんの背中せなかか
正ただしいと選えらぶ答こたえが酷ひどく間違まちがうなら
ねえ同おなじ姿すがたになっていっそ逃にげ出だしたい
どこへ行いくでもない
終おわりない夢ゆめに落おちる
足元あしもとの世界せかいなど
あなたに見みえてはいない
伸のびきった記憶きおくの糸いとは
今日きょうという幅はばが縮ちぢんでく
もう二度にどと逃にげないからと言いえるかな
小ちいさな点てんを繋つないで今いまを生いきている
淀よどんだ水みずの中なかでも月つきは輝かがやく
か細ぼそい糸いとを通とおした針はりよ美うつくしく
悲かなしいことも忘わすれたあの胸むねを貫つらぬけ
せめて私わたしの手てで
あなたのanatano声koeにni耳mimiをwo塞fusaいだida
分waからないからkaranaikara
「何naniをwo望nozoむのmuno」
そうsou何naniもmo救sukuえないenaiエゴego
意味imiのないことなどやめてnonaikotonadoyamete
そんなsonna風fuuにni思omoうu矛盾mujunにni泣naいていたiteita
そのsono手teでde迷mayoいをiwo払haraえe 歪yugaんだものをndamonowo壊kowaしてshite
突tsuきki刺saしてshite傷kizuつけたのはtsuketanoha自分jibunのno背中senakaかka
正tadaしいとshiito選eraぶbu答kotaえがega酷hidoくku間違machigaうならunara
ねえnee同onaじji姿sugataになっていっそninatteisso逃niげge出daしたいshitai
どこへdokohe行iくでもないkudemonai
終oわりないwarinai夢yumeにni落oちるchiru
足元ashimotoのno世界sekaiなどnado
あなたにanatani見miえてはいないetehainai
伸noびきったbikitta記憶kiokuのno糸itoはha
今日kyouというtoiu幅habaがga縮chijiんでくndeku
もうmou二度nidoとto逃niげないからとgenaikarato言iえるかなerukana
小chiiさなsana点tenをwo繋tsunaいでide今imaをwo生iきているkiteiru
淀yodoんだnda水mizuのno中nakaでもdemo月tsukiはha輝kagayaくku
かka細bosoいi糸itoをwo通tooしたshita針hariよyo美utsukuしくshiku
悲kanaしいこともshiikotomo忘wasuれたあのretaano胸muneをwo貫tsuranuけke
せめてsemete私watashiのno手teでde