よみ:しょうねんとゆめ
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旅たびの途中とちゅう拾ひろった ポケットの中なかの宝石ほうせき
あぁ まだ今いまは原石げんせき 大事だいじに抱かかえて運はこんでく
そんな石いしころに 価値かちはあるのかと
馬鹿ばかにされても 捨すてないでいる
少年しょうねんはそれを夢ゆめと 名付なづけて運はこぶことにした
輝かがやく時ときが来くると信しんじながら 磨みがき続つづけた
落おとしてかけてしまった 形かたちが変かわった宝石ほうせき
傷きずがついた原石げんせき どれくらいの価値かちを失なくしたろう
こんな石いしころが 何なにになるのかと
自問自答じもんじとうを 抱かかえ続つづけた
大人おとなになるとその石いしは 先さきに進すすむ邪魔じゃまをした
少年しょうねんはその夢ゆめを 忘わすれることにした
荷物にもつ減へらして 身軽みがるになった
だけど 笑わらうことは 少すくなくなった
ある日ひ 引ひき出だしの奥おくに宝石ほうせき
見みつけた時とき 心こころ震ふるえた
大人おとななった少年しょうねんは もう一度いちど石いしを取とり出だした
憧あこがれと誇ほこりが その心強こころつよくした
どこにも売うっていないような 自分じぶんだけの宝石ほうせきを
磨みがき続つづけるのさ この旅たびが終おわるまで 終おえるまで
もうずっと磨みがいてきた
大切たいせつなものを眺ながめる瞳ひとみは宝石ほうせき
あぁ まだ今いまは原石げんせき 大事だいじに抱かかえて運はこんでく
そんな石いしころに 価値かちはあるのかと
馬鹿ばかにされても 捨すてないでいる
少年しょうねんはそれを夢ゆめと 名付なづけて運はこぶことにした
輝かがやく時ときが来くると信しんじながら 磨みがき続つづけた
落おとしてかけてしまった 形かたちが変かわった宝石ほうせき
傷きずがついた原石げんせき どれくらいの価値かちを失なくしたろう
こんな石いしころが 何なにになるのかと
自問自答じもんじとうを 抱かかえ続つづけた
大人おとなになるとその石いしは 先さきに進すすむ邪魔じゃまをした
少年しょうねんはその夢ゆめを 忘わすれることにした
荷物にもつ減へらして 身軽みがるになった
だけど 笑わらうことは 少すくなくなった
ある日ひ 引ひき出だしの奥おくに宝石ほうせき
見みつけた時とき 心こころ震ふるえた
大人おとななった少年しょうねんは もう一度いちど石いしを取とり出だした
憧あこがれと誇ほこりが その心強こころつよくした
どこにも売うっていないような 自分じぶんだけの宝石ほうせきを
磨みがき続つづけるのさ この旅たびが終おわるまで 終おえるまで
もうずっと磨みがいてきた
大切たいせつなものを眺ながめる瞳ひとみは宝石ほうせき