母ははは達者たっしゃで おりますか
夜空よぞらにまんまる お月つきさん
そこから見みえるか ふるさとの家いえ
門出かどでの朝あさに 祝いわってくれた
赤飯せきはんはしみじみと 旨うまかったよな
「離はなれていても、見上みあげる月つきは同おなじ。
あぁ母かあさんも今夜こんや、見みてるかなぁ」
今いまはなかなか 帰かえれない
見み守まもっておくれよ お月つきさん
おふくろ一人ひとりで 暮くらしてる家いえ
やるだけやれよと 持もたせてくれた
お守まもりに入はいってた 畳たたんだお札さつ
生うまれ故郷こきょうの 恋こいしさを
分わかってくれるか お月つきさん
浮うかんで見みえるよ おふくろの顔かお
迎むかえに行いける 日ひが来くるまでは
淋さびしかろ辛つらかろが 待まってておくれ
母hahaはha達者tassyaでde おりますかorimasuka
夜空yozoraにまんまるnimanmaru おo月tsukiさんsan
そこからsokokara見miえるかeruka ふるさとのfurusatono家ie
門出kadodeのno朝asaにni 祝iwaってくれたttekureta
赤飯sekihanはしみじみとhashimijimito 旨umaかったよなkattayona
「離hanaれていてもreteitemo、見上miaげるgeru月tsukiはha同onaじji。
あぁaa母kaaさんもsanmo今夜konya、見miてるかなぁterukanaa」
今imaはなかなかhanakanaka 帰kaeれないrenai
見mi守mamoっておくれよtteokureyo おo月tsukiさんsan
おふくろofukuro一人hitoriでde 暮kuらしてるrashiteru家ie
やるだけやれよとyarudakeyareyoto 持moたせてくれたtasetekureta
おo守mamoりにrini入haiってたtteta 畳tataんだおndao札satsu
生uまれmare故郷kokyouのno 恋koiしさをshisawo
分wakaってくれるかttekureruka おo月tsukiさんsan
浮uかんでkande見miえるよeruyo おふくろのofukurono顔kao
迎mukaえにeni行iけるkeru 日hiがga来kuるまではrumadeha
淋sabiしかろshikaro辛tsuraかろがkaroga 待maってておくれtteteokure