センチメンタル ・ ジャンキー 歌詞 コンテンポラリーな生活 ふりがな付

朝あさ目覚めざめて時計とけいを見みたら
余裕よゆうもない時間じかんに起おきて
今日きょうやることを数かぞえていく
眠気ねむけは置おいていって

何気なにげない道中どうちゅうで遭あった
期待きたいするような顔かおした猫ねこに
あげられるモノはひとつもないよ
笑わらって誤魔化ごまかした

僕ぼくらはずっと数かぞえていく
出来できないことばかりを
さぁこれからまた聞きこえないふり
心こころで叫さけぶ自分じぶんの声こえも
いつまでこれを続つづければいい?
終おわらないのか

漂ただよう愛あいを捨すてないでくれ
引ひき出だしの中なか
朝焼あさやけのそば
見事みごとに一ひとつも逃のがさんでくれ
難むずかしいけど
悲かなしい夢ゆめを貶けなさんでくれ
確たしかに僕ぼくら滑稽こっけいだけど
時代じだいに折おれず笑わらってくれ
それだけでいい
僕ぼくら、 センチメンタル・ジャンキーさ

幼おさない頃ころの落書らくがき帳ちょうは
むせかえるほど希望きぼうにあふれ
それのひとつも信しんじたろうか
鏡かがみも見みたくない

僕ぼくらはずっと数かぞえていく
恥はずかしいことばかりを
さぁ今いまからまた聞きこえないふり
夢ゆめ追おい人ひとの哀あわれな末路まつろ
見みせることすら怖こわくなっていく
誰だれも彼かれもが

不思議ふしぎだよな
僕ぼくらなんだか
安心あんしんできてしまうのは
誰だれかをただ
貶けなすときだけ

暗くらいよな

くだらん愛あいよ消きえないでくれ
朝食ちょうしょくの味あじ
つむじの匂におい
見事みごとに一ひとつも忘わすれんでくれ
難むずかしいけど
見みえない道みちを恐おそれんでくれ
僕ぼくらは先さきで光ひかりを灯ともす
それら全すべてを否定ひていしないでくれ
無視むししていいから

僕ぼくら、 センチメンタル・ジャンキーさ