どうしようもなく辛つらい時ときは
死しんだほうがマシと 嘆なげいていた
泥どろにまみれて働はたらきけど
ちっとも楽らくになんてならないのに
歯はを喰くいしばり 空そらを見上みあげて
今いまに見みてろ、と 泣なきじゃくった
田舎者いなかものと馬鹿ばかにされても
決けっして他人たにんと比くらべるな
生うまれたときは赤あかん坊ぼう
そう 皆みんな、同おなじ人間にんげんなんだ
憧あこがれからは遠とおいけれど
現実げんじつの暮くらしだって悪わるくないさ
汗あせを流ながして 愚痴ぐちも云いわずに
自分じぶんのこと いつも後回あとまわしで
苦労くろうしながら 育そだててくれた
小ちいさな背中せなか 目めに浮うかぶ
父とうさん 母かあさん どうか見みていて
恥はじないよう生いきてゆくから
辛抱強しんぼうづよく そして優やさしく
ただ、真まっ直すぐに生いきてゆきます
「元気げんきでいるかい?」
「変かわりはないかい?」
震ふるえた声こえに 熱あつくなった
田舎者いなかものと馬鹿ばかにされても
決けっして他人たにんと比くらべるな
生うまれたときは赤あかん坊ぼう
そう 皆みんな、同おなじ人間にんげんなんだ
都会とかいの風かぜ、故郷こきょうの風かぜ
何処どこに居いても 想おもいはひとつ
いつか きっと 頑張がんばる姿すがた
そう 胸むね張はって 逢あいに行いきます
どうしようもなくdoushiyoumonaku辛tsuraいi時tokiはha
死shiんだほうがndahougaマシmashiとto 嘆nageいていたiteita
泥doroにまみれてnimamirete働hatarakiけどkedo
ちっともchittomo楽rakuになんてならないのにninantenaranainoni
歯haをwo喰kuいしばりishibari 空soraをwo見上miaげてgete
今imaにni見miてろtero、とto 泣naきじゃくったkijakutta
田舎者inakamonoとto馬鹿bakaにされてもnisaretemo
決kextuしてshite他人taninとto比kuraべるなberuna
生uまれたときはmaretatokiha赤akaんn坊bou
そうsou 皆minna、同onaじji人間ningenなんだnanda
憧akogaれからはrekaraha遠tooいけれどikeredo
現実genjitsuのno暮kuらしだってrashidatte悪waruくないさkunaisa
汗aseをwo流nagaしてshite 愚痴guchiもmo云iわずにwazuni
自分jibunのことnokoto いつもitsumo後回atomawaしでshide
苦労kurouしながらshinagara 育sodaててくれたtetekureta
小chiiさなsana背中senaka 目meにni浮uかぶkabu
父touさんsan 母kaaさんsan どうかdouka見miていてteite
恥haじないようjinaiyou生iきてゆくからkiteyukukara
辛抱強shinbouduyoくku そしてsoshite優yasaしくshiku
ただtada、真maっxtu直suぐにguni生iきてゆきますkiteyukimasu
「元気genkiでいるかいdeirukai?」
「変kaわりはないかいwarihanaikai?」
震furuえたeta声koeにni 熱atsuくなったkunatta
田舎者inakamonoとto馬鹿bakaにされてもnisaretemo
決kextuしてshite他人taninとto比kuraべるなberuna
生uまれたときはmaretatokiha赤akaんn坊bou
そうsou 皆minna、同onaじji人間ningenなんだnanda
都会tokaiのno風kaze、故郷kokyouのno風kaze
何処dokoにni居iてもtemo 想omoいはひとつihahitotsu
いつかitsuka きっとkitto 頑張ganbaるru姿sugata
そうsou 胸mune張haってtte 逢aいにini行iきますkimasu