背中合せなかあわせだね
押おしては寄よせる さざ波なみのように
巡めぐりうる出逢であいあれば 望のぞまぬ別わかれに涙なみだする
胸むねの底そこの底そこで
眠ねむってる思おもい出でたちよ
人ひとは皆みな、不甲斐ふがいないね
沖おきに浮うかぶ筏いかだのように
手てのひら合あわせたね
まだ見みぬ夜明よあけを 待まち侘わびて
黄昏たそがれ抱だく場所ばしょを しっかりと此処ここに留とめながら
深ふかい哀かなしみから
今いま 解とき放はなたれたくて
人ひとはまだ、不甲斐ふがいないね
沖おきに浮うかぶ筏いかだのように
込こみ上あげる想おもいに 為なす術すべさえ持もてないよ
潮風しおかぜに運はこばれ 願ねがいが届とどくのなら
人ひとだから、不甲斐ふがいないね
ひとりじゃ とても生いきてゆけない
人ひとは皆みな、不甲斐ふがいないね
沖おきに浮うかぶ筏いかだのように
背中合senakaaわせだねwasedane
押oしてはshiteha寄yoせるseru さざsaza波namiのようにnoyouni
巡meguりうるriuru出逢deaいあればiareba 望nozoまぬmanu別wakaれにreni涙namidaするsuru
胸muneのno底sokoのno底sokoでde
眠nemuってるtteru思omoいi出deたちよtachiyo
人hitoはha皆mina、不甲斐fugaiないねnaine
沖okiにni浮uかぶkabu筏ikadaのようにnoyouni
手teのひらnohira合aわせたねwasetane
まだmada見miぬnu夜明yoaけをkewo 待maちchi侘waびてbite
黄昏tasogare抱daくku場所basyoをwo しっかりとshikkarito此処kokoにni留toめながらmenagara
深fukaいi哀kanaしみからshimikara
今ima 解toきki放hanaたれたくてtaretakute
人hitoはまだhamada、不甲斐fugaiないねnaine
沖okiにni浮uかぶkabu筏ikadaのようにnoyouni
込koみmi上aげるgeru想omoいにini 為naすsu術subeさえsae持moてないよtenaiyo
潮風shiokazeにni運hakoばれbare 願negaいがiga届todoくのならkunonara
人hitoだからdakara、不甲斐fugaiないねnaine
ひとりじゃhitorija とてもtotemo生iきてゆけないkiteyukenai
人hitoはha皆mina、不甲斐fugaiないねnaine
沖okiにni浮uかぶkabu筏ikadaのようにnoyouni