誰だれもいない君きみの夢ゆめを見みて
まだ浅あさい呼吸こきゅう
絡からまる針はりが僕ぼくらを急せかす
黄昏たそがれに凪ないだ街まちの出口でぐち
振ふり返かえる 丘おかの向むこう
静しずかに燃もえている青あおに
掌てのひら ひろげて
君きみの目めに映うつり込こむ世界せかいから
溢あふれ出だしてる光ひかりを掬すくって
この空そらに溶とけるもの全すべてが
きらめくように
押おし込こんだまま
夕闇ゆうやみに溶とけてく声こえ
追おいかけてく
それはいつかの密ひそやかな呪文じゅもん
羽根はねが生はえるような透すけた魔法まほう
鳴なり止やんで 聞きこえてくる
幻まぼろしさえも抱だきしめて
このまま駆かけてゆくよ
ほら、夕空ゆうぞらに浮うかんでる
月つきのように頼たよりない魔法まほう
めくれた空そらを見みつけたら
思おもい出だしておくれよ
君きみの目めに映うつり込こむ
世界せかいから溢あふれ出だしてる
光ひかりを掬すくってこの空そらに敷しき詰つめたなら
きっと聴きこえるから
誰dareもいないmoinai君kimiのno夢yumeをwo見miてte
まだmada浅asaいi呼吸kokyuu
絡karaまるmaru針hariがga僕bokuらをrawo急seかすkasu
黄昏tasogareにni凪naいだida街machiのno出口deguchi
振fuりri返kaeるru 丘okaのno向muこうkou
静shizuかにkani燃moえているeteiru青aoにni
掌tenohira ひろげてhirogete
君kimiのno目meにni映utsuりri込koむmu世界sekaiからkara
溢afuれre出daしてるshiteru光hikariをwo掬sukuってtte
このkono空soraにni溶toけるものkerumono全subeてがtega
きらめくようにkiramekuyouni
押oしshi込koんだままndamama
夕闇yuuyamiにni溶toけてくketeku声koe
追oいかけてくikaketeku
それはいつかのsorehaitsukano密hisoやかなyakana呪文jumon
羽根haneがga生haえるようなeruyouna透suけたketa魔法mahou
鳴naりri止yaんでnde 聞kiこえてくるkoetekuru
幻maboroshiさえもsaemo抱daきしめてkishimete
このままkonomama駆kaけてゆくよketeyukuyo
ほらhora、夕空yuuzoraにni浮uかんでるkanderu
月tsukiのようにnoyouni頼tayoりないrinai魔法mahou
めくれたmekureta空soraをwo見miつけたらtsuketara
思omoいi出daしておくれよshiteokureyo
君kimiのno目meにni映utsuりri込koむmu
世界sekaiからkara溢afuれre出daしてるshiteru
光hikariをwo掬sukuってこのttekono空soraにni敷shiきki詰tsuめたならmetanara
きっとkitto聴kiこえるからkoerukara