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ハイスコアガールOP『New Stranger』が熱すぎる!

2018年夏に放送していた「ハイスコアガール」という1990年代の対戦型格闘ゲームをテーマとしたアニメをご存知ですか?この記事では、ハイスコアガールの熱すぎる物語やOPテーマの魅力について詳しく解説します。

TVアニメ「ハイスコアガール」とは


▲ハイスコアガール / PV

原作「月刊ヤングガンガン」にて現在まで連載されている、古き良き対戦型格闘ゲームを題材とした大人気ラブコメディ漫画「ハイスコアガール」をご存知ですか?

実は、この「ハイスコアガール」、古き良き対戦型格闘ゲームを題材としているのに、その人気に火がつき、TVアニメとして2018年7月から9月まで放送されました。

TVアニメ「ハイスコアガール」は、1990年代の対戦型格闘ゲームブームの時代を舞台としており、 当時大人気だった「ストリートファイターII」にて、その「ストⅡ」を最も得意なものとする主人公・矢口春雄と、その主人公を軽々倒してしまう凄腕プロゲーマーお嬢様ヒロイン・大野晶の因縁の対決が繰り広げられる物語です。

1990年代を舞台しているためか、少し古い作品ではあることもあって今人気の他のアニメ作品と比べると、いい意味で古臭さを感じる作画になっています。

「ストリートファイターⅡ」を巡るバトルに恋愛にギャグに、アクション!?(…ジャンルにアクションって書いてあるんですよ)

そのどれもが熱く、鮮やかに青春を描く秀逸なストーリーとなっており、視聴者及び読者を物語の世界に没入させます。

特に当時、「ストリートファイターⅡ」にはまっていた人たちからすれば、懐かしさや誇らしさなどを感じる楽しさもありますよね。

想いと想いがぶつかる熱いバトル(ゲーム)や少年少女たちの甘酸っぱいラブストーリー、思わず腹を抱えて笑ってしまうギャグ要素など、1990年代を舞台とした物語だからこその魅力がたっぷりとつまった作品となっております。

ちなみに、なんと「ハイスコアガール」は、日本ではまだまだ珍しいフル3DCGアニメーションとなっております。3DCG特有の臨場感のある画面も、この作品の魅力だと言えるでしょう。

ハイスコアガールOP『New Stranger』


▲ハイスコアガール オープニング

さて、熱量のものすごい『ハイスコアガール』ですが、OP・EDの主題歌も同様に素晴らしいものとなっています。

特にオープニングテーマである『New Stranger』は、作詞・作曲・編曲がオルタナティヴ・ロックバンド「ハイスイノナサ」および「siraph」所属の照井順政で、歌を女性アイドルグループであるsora tob sakanaが担当しております。

sora tob sakana(空飛ぶ魚)という名前ユニークですよね(笑)。そもそもこのグループの音楽プロデュースを担当しているのが照井順政だということです。

そんな照井順政×sora tob sakanaタッグでお送りする『New Stranger』は、「ハイスコアガール」のアニメの内容にあっているとても熱い歌詞&曲調となっており、そこにフレッシュなアイドルの声が加わることにより、これぞアニソン!という素晴らしい楽曲になっています。

それでは、ここでsora tob sakanaで『New Stranger』の歌詞の一部をご覧ください。

New Stranger


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終業のチャイムで走り出す ゼロフレーム
今日も戦いに飢えた獣とたわむれる
ずっと画面の端 待ちながら溜め続けた
情熱の炎が西の空染める

陽の当たるステージでは見えない 小さな想い
今も街のどこかで輝いている
心の奥のゲージを使うのはいつ?
≪New Stranger 歌詞より抜粋≫
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「終業のチャイムで走り出す」とは学校の終わりの鐘のことを指していますね。つづく「ゼロフレーム」は、まさにゲームらしい用語です。

この時点で分かりますが、本当に「ハイスコアガール」のことを中心に歌詞を組み立てられています。これぞ、アニソン!!

「情熱の炎が 西の空染める」「日の当たるステージでは見えない 小さな想い」など勝負に秘める熱い思いさえも、ゲームに例えて歌詞に変えています。

曲調は静かにはじまり、徐々に盛り上がっていき、サビで最高潮に盛り上がります。

では、そのサビの部分の歌詞もご覧ください。

----------------
デタラメと何度言われたって
誰にも認められなくったって
止まらない止まれない この勝負は譲れない

高く弾くコイン 表と裏 選び取る選択
教科書に載ってない答えを探して
戦いはずっと続く
≪New Stranger 歌詞より抜粋≫
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「でたらめと何度言われたって 誰にも認められなくたって」「止まらない止まれない この勝負は譲れない」この歌詞の部分、すごい熱いですよね。

「教科書に載ってない答えを探して 戦いはずっと続く」となっており、ただのゲーム勝負以上のものをかけた想いがそこにあることを教えてくれます。

アイドルでありながら、それぞれの歌声に個性のあるsora tob sakanaの歌声にも注目です。

本当にすごく熱くて中毒性があり、「ハイスコアガール」の魅力をこれでもかと詰め込んだ最高の楽曲ですので、皆さんもぜひお聞きになってみてください。

2013年版『このマンガがすごい!』で2位に輝く!


『ハイスコアガール』は、その1998年代を舞台にする世界観や、かつての少年少女たちのゲームバトルを熱く描いた作風がウケたのか、2012年ブロスコミックアワードにて、ブロスコミックアワード大賞を受賞しています。

ブロスコミックアワードとは、テレビガイド雑誌「TVブロス」が開催していた漫画賞であり、大賞をとったのはとても素晴らしいことです。

さらに有名な漫画賞である2013年版の『このマンガがすごい!』にて、オトコ編で2位を獲得しているなどその面白さは折り紙付きです。

ゲームが題材であることや、絵柄に苦手意識を感じる人も多い事と思いますが、一度試しに目を通していただければどんな方でも必ず夢中になれる作品になっていますので、ぜひみなさんも一度はご覧になってみてください。

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TEXT ゆっちん先生

sora tob sakanaは神﨑風花、寺口夏花、山崎愛からなる3人組グループ。 音楽プロデュースを照井順政(ハイスイノナサ、siraph etc)が手掛けており、ポストロック、レクトロニカといったジャンルのサウンドを基調にした物語性の強い楽曲とイノセントな歌声、表情豊かなパフォーマンスで、2014年···

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