Fairy in the hurdy gurdy 歌詞 悠木碧 ふりがな付

ようこそ シュプレム!!
甘あまやかな匂においに誘さそわれてきたのね?
それはそれは綺麗きれいな妖精ようせいのお話はなし
手回てまわしオルガンと紙芝居かみしばいの調しらべ
不思議ふしぎなモノガタリの準備じゅんびはいかが?

この街まちで一番いちばん 空そらに近ちかい場所ばしょ
ため息いきにすこし孤独こどくが混まざる
ある本ほんが言いった
「恋こいは、甘あまく苦にがい 人生じんせいで1番ばんの sweets」

まるで鳥籠とりかごに捕とらえられたような
一人ひとりきりの私わたしを見みつけてくれたの

甘あまやかな気持きもちに初はじめて気きづいたの
季節きせつが早送はやおくりで変かわるようなトキメキ
古ふるぼけた本棚ほんだなにおもわず問といかけた
この胸むねの高鳴たかなりはなんて呼よべばいい?

この街まちで一番いちばん 月つきに近ちかい場所ばしょ
ため息いきが少すこしピンクに染そまる
ある本ほんが言いった
「恋こいは、甘あま過すぎる 涙なみだの味あじ おやめなさい」

今いますぐ連つれ出だして 素晴すばらしい世界せかいへ
「はじめまして」ばかりで
一人ひとりじゃだめなの

甘あまやかな時間じかんが特別とくべつに変かわってく
見みたことないドルチェと箱庭はこにわのティータイム
素直すなおになれなくて わがままなふりする
退屈たいくつも二人ふたりなら 幸しあわせになる

螺旋らせんに絡からまる階段かいだん上のぼる音おとが
聞きこえる 近ちかづく ほころぶ顔かおに気きづく
なぜだろう なぜだろう 心こころの水面みなも揺ゆれて
スペシャルレシピのケーキさえも
かなわないくらい甘酸あまずっぱい恋こいの味あじ
世界せかいが転ころがっても 待まっている

指折ゆびおり数かぞえてた 次つぎはいつ会あえるの?
一人ひとりきりがこんなに 淋さびしいと知しった

甘あまやかな記憶きおくを手繰たぐり寄よせるたびに
心こころのグラデーション 華はなやかに色いろづく
この手てを包つつみ込こむ あたたかい君きみの手て
誰だれよりも愛いとしくて 握にぎり返かえした
離はなさないでね