----舞まい踊おどる花吹雪はなふぶき
----呑のめば酔よい酔よい 夢心地ゆめごこち
もう少すこしそばに来きて 今いまだけ愉たのしみましょう
貴方あなたと初はじめて交かわす 甘あまい果実かじつの味あじ
首筋くびすじに牙きばを立たてる 欲望よくぼうが顔かおを出だす
鈴すずの音おとに身体からだを委ゆだねて 艶あでやかに踊おどりましょう
手探てさぐりで近ちかづく恋こいは 毒どくの香かおりがした
何なにも知しらぬふりして 限界げんかいまで注そそいで
今いま、燃もゆる三日月みかづき 酌くみ交かわす盃さかずき
花はなびらが水面すいめんに落おちる酔よいの果はて
妖あやしく儚はかなげに 盛もり上あがる宴うたげに
見みつめ合あう時間じかんがふたり酔よいわすまで
恋こいしくて溢あふれる
胸むねの奥おくからひらひらと紅あかい花はな 止とめて
(ひらひらりと舞まい落おちる)
(誓ちかい契ちぎりし恋こいの花はな)
(ひらひらりと舞まい落おちる)
(ゆらゆらりと夢ゆめの花はな)
月明つきあかり照てらされた夢ゆめの花はな
私わたしだけに溺おぼれて 火照ほてりを隠かくさないで
くちびるに残のこったのは 熱あつい本気ほんきの味あじ
思おもい出でを呑のみ干ほすまで 泪なみだも零こぼさないで
一度いちど開あけてしまったら最後さいご 呑のみ比くらべはしないでね
夜空よぞらに浮うかべて描えがいた 眩まぶしいその夢ゆめが
騙だまし絵えに変かわろうと 頷うなずき信しんじるだけ
この恋こいはくれなゐ もう二度にどと暮くれない
散ちることを知しらない闇やみを焦こがす花はな
鮮あざやかな爪紅つまくれない 狂くるい出だす調しらべに
終おわりを見失みうしなうふたり夢ゆめの中なか
我楽多がらくたを集あつめて
無理むりやり開ひらく禁きんじられた玩具箱おもちゃばこ
刻きざみ込こんで忘わすれないで
こゝろが角つのを出だす前まえに
鳴呼ああ 溶とけるような熱ねつを移うつさせて
今いま、燃もゆる三日月みかづき 酌くみ交かわす盃さかずき
花はなびらが水面すいめんに落おちる酔よいの果はて
妖あやしく儚はかなげに 盛もり上あがる宴うたげに
見みつめ合あう時間じかんがふたり酔よいわすまで
恋こいしくて溢あふれる
胸むねの奥おくからひらひらと紅あかい花はな 止とめて
(ひらひらりと舞まい落おちる)
(誓ちかい契ちぎりし恋こいの花はな)
(ひらひらりと舞まい落おちる)
(ゆらゆらりと夢ゆめの花はな)
月明つきあかり照てらされた夢ゆめの花はな
----舞maいi踊odoるru花吹雪hanafubuki
----呑noめばmeba酔yoいi酔yoいi 夢心地yumegokochi
もうmou少sukoしそばにshisobani来kiてte 今imaだけdake愉tanoしみましょうshimimasyou
貴方anataとto初hajiめてmete交kaわすwasu 甘amaいi果実kajitsuのno味aji
首筋kubisujiにni牙kibaをwo立taてるteru 欲望yokubouがga顔kaoをwo出daすsu
鈴suzuのno音otoにni身体karadaをwo委yudaねてnete 艶adeやかにyakani踊odoりましょうrimasyou
手探tesaguりでride近chikaづくduku恋koiはha 毒dokuのno香kaoりがしたrigashita
何naniもmo知shiらぬふりしてranufurishite 限界genkaiまでmade注sosoいでide
今ima、燃moゆるyuru三日月mikaduki 酌kuみmi交kaわすwasu盃sakazuki
花hanaびらがbiraga水面suimenにni落oちるchiru酔yoいのino果haてte
妖ayaしくshiku儚hakanaげにgeni 盛moりri上aがるgaru宴utageにni
見miつめtsume合aうu時間jikanがふたりgafutari酔yoiわすまでwasumade
恋koiしくてshikute溢afuれるreru
胸muneのno奥okuからひらひらとkarahirahirato紅akaいi花hana 止toめてmete
(ひらひらりとhirahirarito舞maいi落oちるchiru)
(誓chikaいi契chigiりしrishi恋koiのno花hana)
(ひらひらりとhirahirarito舞maいi落oちるchiru)
(ゆらゆらりとyurayurarito夢yumeのno花hana)
月明tsukiaかりkari照teらされたrasareta夢yumeのno花hana
私watashiだけにdakeni溺oboれてrete 火照hoteりをriwo隠kakuさないでsanaide
くちびるにkuchibiruni残nokoったのはttanoha 熱atsuいi本気honkiのno味aji
思omoいi出deをwo呑noみmi干hoすまでsumade 泪namidaもmo零koboさないでsanaide
一度ichido開aけてしまったらketeshimattara最後saigo 呑noみmi比kuraべはしないでねbehashinaidene
夜空yozoraにni浮uかべてkabete描egaいたita 眩mabuしいそのshiisono夢yumeがga
騙damaしshi絵eにni変kaわろうとwarouto 頷unazuきki信shinじるだけjirudake
このkono恋koiはくれなゐhakurenawyi もうmou二度nidoとto暮kuれないrenai
散chiることをrukotowo知shiらないranai闇yamiをwo焦koがすgasu花hana
鮮azaやかなyakana爪紅tsumakurenai 狂kuruいi出daすsu調shiraべにbeni
終oわりをwariwo見失miushinaうふたりufutari夢yumeのno中naka
我楽多garakutaをwo集atsuめてmete
無理muriやりyari開hiraくku禁kinじられたjirareta玩具箱omochabako
刻kizaみmi込koんでnde忘wasuれないでrenaide
こkoゝろがroga角tsunoをwo出daすsu前maeにni
鳴呼aa 溶toけるようなkeruyouna熱netsuをwo移utsuさせてsasete
今ima、燃moゆるyuru三日月mikaduki 酌kuみmi交kaわすwasu盃sakazuki
花hanaびらがbiraga水面suimenにni落oちるchiru酔yoいのino果haてte
妖ayaしくshiku儚hakanaげにgeni 盛moりri上aがるgaru宴utageにni
見miつめtsume合aうu時間jikanがふたりgafutari酔yoiわすまでwasumade
恋koiしくてshikute溢afuれるreru
胸muneのno奥okuからひらひらとkarahirahirato紅akaいi花hana 止toめてmete
(ひらひらりとhirahirarito舞maいi落oちるchiru)
(誓chikaいi契chigiりしrishi恋koiのno花hana)
(ひらひらりとhirahirarito舞maいi落oちるchiru)
(ゆらゆらりとyurayurarito夢yumeのno花hana)
月明tsukiaかりkari照teらされたrasareta夢yumeのno花hana