今回の騒動について 歌詞 164 feat. GUMI ふりがな付

「まず最初さいしょに」
「皆みなさんに多大ただいなご迷惑めいわくとご心配しんぱいをお掛かけした事こと」
「深ふかく反省はんせいしております」

ねえねえ、それは一体いったい何なんの事こと
僕ぼくは本当ほんとうに何なにも知しらないよ
君きみのその謝罪しゃざいで
君きみが"悪わるい事ことした人ひと"なんだって僕ぼくは知しるんだよ
それで皆みんなんなが調しらべてさ
別べつに被害ひがいなんか受うけてなんかなくても
君きみを悪わるい人ひとだと思おもわなければ
時代じだいに遅おくれるような気きがして

しょうがないしょうがない
何なにを言いわれたって仕方しかたがない
上澄うわずみを掬すくってそれが君きみの全すべてだと言いうんだ
しょうもないしょうもない
這はい擦ずり進すすみ目指めざした境地きょうちは
疾とうに腐くさった場所ばしょだったのかい

簡単かんたんな話はなしさ 誰だれの幸福こうふくなんて望のぞんじゃいない
誰だれだって己おのれを生いきるのが精一杯せいいっぱい
何処どこにも明日あしたにも幸福こうふくを見出みだせない奴やつらが
君きみを言葉ことばのナイフで刺さすんだ

ねえねえ、それで一体いったいどうするの
君きみは一体いったい誰だれに言いってるの
もはやそれが本音ほんねかもわかりゃしないのに形かたちは大事だいじっていうんだろ
たとえ君きみの居場所いばしょがさ
もう此処ここに無ないのだと言いわれたとしても
それでもまだ生いきていかなきゃいけない
重おもい十字架じゅうじかを背負せおったまま

しょうがないしょうがない
しょうもないしょうもない
しょうがないしょうがない
疾とうに腐くさった場所ばしょだったから

簡単かんたんな話はなしさ 誰だれの幸福こうふくなんて望のぞんじゃいない
誰だれだって己おのれを生いきるのが精一杯せいいっぱい
何処どこにも明日あしたにも幸福こうふくを見出みだせない奴やつらが
君きみを言葉ことばのナイフで刺さすんだ

君きみを言葉ことばのナイフで刺さすんだ