のみ込む 歌詞 ましのみ ふりがな付

咀嚼そしゃくした最後さいごの一口ひとくち
全然ぜんぜん大丈夫だいじょうぶじゃなくても
それで大丈夫だいじょうぶだよ
手当てあたり次第しだいに詰つめ込こんでも
ぽっかりは広ひろがるばっかり
洗あらい流ながすための
その為ための涙なみだだからいいんだよ

流ながした分ぶん綺麗きれいになる

ジョークで上手じょうずに済すませてみたけど
澄すました顔かお引ひきつってしまう
剥はがしそびれた絆創膏ばんそうこうのようにさ
強つよがりで覆おおい隠かくしてる
傷口きずぐちが膿うんでしまわぬように

寂さびしくなった両りょうの手てには
麗うるわしい花はなを抱かかえてさ
部屋へやに持もって帰かえればいい
することがなくなった夜よるは
読よみかけの本ほんとお紅茶こうちゃで
おそろしくなるほど丁寧ていねいに
丁寧ていねいに過すごしてみてもいい

咀嚼そしゃくした最後さいごの一口ひとくち
全然ぜんぜん大丈夫だいじょうぶじゃなくても
それで大丈夫だいじょうぶだよ
手当てあたり次第しだいに詰つめ込こんでも
ぽっかりは広ひろがるばっかり
洗あらい流ながすための
その為ための涙なみだだから

眉毛まゆげに火ひがつくような切羽詰せっぱつまった日ひも
まあいいかの口癖くちぐせで大たいしたことにしなけりゃいい
火ひをつけた君きみのタバコの燃殻もえがらより
灯ともる先さきに目めがいくような そんなような
毎日まいにちが欲ほしかった

寂さびしくなった両りょうの手てには
麗うるわしい花はなを抱かかえてさ
部屋べやに持もって帰かえればいい
することがなくなった夜よるは
あたたかいお湯ゆに沈しずんでさ
眠ねむくなってしまえばいい

眠ねむれるまで 子供こどもみたく
泣なきじゃくっていてもいいんだよ
洗あらい流ながすための
流ながすその分ぶんだけ

綺麗きれいになってく
綺麗きれいになってく
その分ぶんだけ
綺麗きれいになってく
綺麗きれいになってく