雨あめがポツリと 湯舟ゆぶねに落おちて
丸まるい泡あぶくが また一ひとつ
指ゆびを当あてたら 弾はじけて消きえた
まるで私わたしを 責せめるよな
肩かたに冷つめたい 雨あめが降ふる
湯ゆの街まちしぐれ
熱あつい湯舟ゆぶねに この躰みを沈しずめ
あなた恋こいしと 爪つめを噛かみ
濡ぬれた黒髪くろかみ 手て櫛ぐしで梳すけば
弱よわい女おんなに ブイの灯ひが
泣なけとばかりに 揺ゆれていた
湯ゆの街まちしぐれ
赤あかい紅葉もみじが 湯舟ゆぶねに落おちて
クルリクルリと 湯気ゆげの中なか
舞まえば貴方あなたの 面影おもかげ揺ゆれて
遠とおいあの日ひの 幸しあわせが
浮ういて沈しずんで また浮うかぶ
湯ゆの街まちしぐれ
雨ameがgaポツリpotsuriとto 湯舟yubuneにni落oちてchite
丸maruいi泡abukuがga またmata一hitoつtsu
指yubiをwo当aてたらtetara 弾hajiけてkete消kiえたeta
まるでmarude私watashiをwo 責seめるよなmeruyona
肩kataにni冷tsumeたいtai 雨ameがga降fuるru
湯yuのno街machiしぐれshigure
熱atsuいi湯舟yubuneにni このkono躰miをwo沈shizuめme
あなたanata恋koiしとshito 爪tsumeをwo噛kaみmi
濡nuれたreta黒髪kurokami 手te櫛gushiでde梳suけばkeba
弱yowaいi女onnaにni ブイbuiのno灯hiがga
泣naけとばかりにketobakarini 揺yuれていたreteita
湯yuのno街machiしぐれshigure
赤akaいi紅葉momijiがga 湯舟yubuneにni落oちてchite
クルリクルリkururikururiとto 湯気yugeのno中naka
舞maえばeba貴方anataのno 面影omokage揺yuれてrete
遠tooいあのiano日hiのno 幸shiawaせがsega
浮uいてite沈shizuんでnde またmata浮uかぶkabu
湯yuのno街machiしぐれshigure