初恋 歌詞 ひかりのなかに ふりがな付

もうどう取とり繕つくろったって
夢中むちゅうになっていた
駅えきの改札かいさつ前まえの広告こうこく
「あ、これ好すきって言いっていたな」

歌うたにしてしまったら
途端とたんにチープな作つくり物もののように
成なり果はててしまう気きがして
書かききれないバラード

ねえずっと
側そばじゃなくたっていいから
少すこしでも
あなたを感かんじていたいのです
いつまでも
過去かこに囚とらわれるほどの
煌きらめきをくれたせいだね

ねえ人生じんせいのどの瞬間しゅんかんより
素晴すばらしいのに眠ねむれないほどに苦くるしい
芽吹めぶいた花はな
散ちった今いまでもずっと変かわらない
この気持きもちを
初恋はつこいとよぼう

運命うんめいとかそういうの
信しんじては居いないけれど
必然的ひつぜんてきにあなたの側そばに
居いれたらと祈いのるの
憧あこがれも愛情あいじょうも
行いき場ばをなくしてしまった
あなたが見みつめるの
私わたしじゃないから

ねえきっと
知しらないことばかりなんでしょう
でもずっと
変かわらない気持きもちは留とどまることなく
この胸むねを
この体からだをループする
あなたの全すべて忘わすれられないな

ねえ人生じんせいのどの瞬間しゅんかんより
素晴すばらしいのに眠ねむれないほどに苦くるしい
芽吹めぶいた花はな
散ちった今いまでもずっと変かわらない
この気持きもちを
この全すべてを
初恋はつこいとよぼう