積つみ上あげた空そらの箱はこに ため息いきをひとつついて
変かわらない僕ぼくを愛あいす人ひとをよそ目めに泣ないたのだ
季節きせつ外はずれの寝具しんぐ 徐おもむろに横よこたわれば
少すこしの間あいだは何なにの姿すがたにもなれないな
午前ごぜん一時いちじに見始みはじめた懐なつかしい映像えいぞうゆえか
微熱びねつをさますように あなたを感かんじて
堪こらえられない夜よるに
はぐれた涙なみだの辿たどる先さきを追おい
見みつけた部屋へやにいたい
故郷ふるさとから遠とおざかる 誰だれひとり気付きづかれぬよう
虚うつろな目めでささやくのさ
昨日きのうの辞書じしょにはなかった言葉ことば
弛たゆむロープの端はじを ふたりで結むすぼう
二に度どと解ほどけぬように 祈いのりを捧ささげる
今宵こよいの月つきは 僕ぼくらを見みている
砂嵐すなあらしをかけ抜ぬけて 火照ほてった身体からだの内うちから
ただ髪かみに混まじる煩わずらわしさまで溶とかすよう意識いしきを
微熱びねつをさますように あなたを感かんじて
堪こらえられない夜よるに
はぐれた涙なみだの辿たどる先さきを追おい
見みつけた部屋へやにいたい
積tsuみmi上aげたgeta空soraのno箱hakoにni ためtame息ikiをひとつついてwohitotsutsuite
変kaわらないwaranai僕bokuをwo愛aiすsu人hitoをよそwoyoso目meにni泣naいたのだitanoda
季節kisetsu外hazuれのreno寝具shingu 徐omomuろにroni横yokoたわればtawareba
少sukoしのshino間aidaはha何naniのno姿sugataにもなれないなnimonarenaina
午前gozen一時ichijiにni見始mihajiめたmeta懐natsuかしいkashii映像eizouゆえかyueka
微熱binetsuをさますようにwosamasuyouni あなたをanatawo感kanじてjite
堪koraえられないerarenai夜yoruにni
はぐれたhagureta涙namidaのno辿tadoるru先sakiをwo追oいi
見miつけたtsuketa部屋heyaにいたいniitai
故郷furusatoからkara遠tooざかるzakaru 誰dareひとりhitori気付kiduかれぬようkarenuyou
虚utsuroなna目meでささやくのさdesasayakunosa
昨日kinouのno辞書jisyoにはなかったnihanakatta言葉kotoba
弛tayuむmuロroープpuのno端hajiをwo ふたりでfutaride結musuぼうbou
二ni度doとto解hodoけぬようにkenuyouni 祈inoりをriwo捧sasaげるgeru
今宵koyoiのno月tsukiはha 僕bokuらをrawo見miているteiru
砂嵐sunaarashiをかけwokake抜nuけてkete 火照hoteったtta身体karadaのno内uchiからkara
ただtada髪kamiにni混maじるjiru煩wazuraわしさまでwashisamade溶toかすようkasuyou意識ishikiをwo
微熱binetsuをさますようにwosamasuyouni あなたをanatawo感kanじてjite
堪koraえられないerarenai夜yoruにni
はぐれたhagureta涙namidaのno辿tadoるru先sakiをwo追oいi
見miつけたtsuketa部屋heyaにいたいniitai