酒さけは呑のめども 何故なぜ酔よわぬ
満みたすグラスの その底そこに
描えがく幻まぼろし 彼かれの君きみの
紅あかき唇くちびる 紅あかき唇くちびる 今いま何処いずこ
暗くらき酒場さかばの 窓まど伝つたう
雨あめの滴しずくに 想おもい出での
熱あつき泪なみだが 別わかれの日ひ
君きみが瞳ひとみに 君きみが瞳ひとみに 溢あふれたる
さらば酒場さかばよ 港みなと街まち
空むなしき君きみの 影かげ追おいて
今宵こよいまた行いく 霧きりの中なか
沖おきに出船でふねの 沖おきに出船でふねの 船ふねが待まつ
酒sakeはha呑noめどもmedomo 何故naze酔yoわぬwanu
満miたすtasuグラスgurasuのno そのsono底sokoにni
描egaくku幻maboroshi 彼kareのno君kimiのno
紅akaきki唇kuchibiru 紅akaきki唇kuchibiru 今ima何処izuko
暗kuraきki酒場sakabaのno 窓mado伝tsutaうu
雨ameのno滴shizukuにni 想omoいi出deのno
熱atsuきki泪namidaがga 別wakaれのreno日hi
君kimiがga瞳hitomiにni 君kimiがga瞳hitomiにni 溢afuれたるretaru
さらばsaraba酒場sakabaよyo 港minato街machi
空munaしきshiki君kimiのno 影kage追oいてite
今宵koyoiまたmata行iくku 霧kiriのno中naka
沖okiにni出船defuneのno 沖okiにni出船defuneのno 船funeがga待maつtsu