すぐ側にある 歌詞 平岡優也 ふりがな付

さっき歩あるいてたら とても綺麗きれいなものを見みたよ
オレンジ色いろが照てらす坂道さかみち まるで包つつみ込こむよう
この世界せかいには様々さまざま 美うつくしきもの 数かずあるけど
どれも言葉ことばでは伝つたえきれないな

そんな事こと思おもってたら フェンス越ごし 輝かがやくものが
キラキラ光ひかりを浴あびた汗あせが 美うつくしく見みえたのはなぜ?
僕ぼくらの過すごす日々ひびはいつも良いいことばかりじゃないから
見失みうしなっちゃいけない大切たいせつな事こと 気きが付つかないんだろう

少すこし立たち止どまって僕ぼくは 自分じぶんの弱よわさを知しった
流ながされて 惑まどわされて そして気付きづかされた
本当ほんとうに大事だいじな事ことや 綺麗きれいなものは きっと側そばにあるんだと
振ふり返かえり思おもい出だし 自分じぶんを見みつめた

焦あせるな 時ときが過すぎても
大切たいせつ でも目めには見みえないもの
人知ひとしれずいつも側そばにあるから
今日きょうもまた 手てをすり抜ぬけてく
同おなじ足跡あしあとを踏ふみしめるように

この街まちの片隅かたすみでも また自分じぶんを責せめて塞ふさぎこんでる 君きみは
周まわりをちゃんと見みてるの?
誰だれも痛いたみ悩なやみ苦くるしんでいるの
自分じぶんだけなんて思おもってるんじゃないだろ
君きみは優やさしい人ひとさ 一人ひとりが辛つらいならこの手て
さぁ 掴つかんでみてもいいんじゃないかな?
一人ひとりで嘆なげいていても 何なにも
見みえないよ 小ちいさな愛あいも
失なくさないでいて その心こころは

焦あせるな 時ときが過すぎても
大切たいせつ でも目めには見みえないもの
人知ひとしれずいつも側そばにあるから
今日きょうもまた 手てをすり抜ぬけてく
同おなじ足跡あしあとを踏ふみしめるように