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【インタビュー】「四谷天窓×SHOWROOMスカイライトオーディション」優勝者、平岡優也にインタビュー! (1/2)

今年5月末からSHOWROOM内で開催していたイベント「四谷天窓×SHOWROOMスカイライトオーディション」のランキング上位5位以内に入り6月11日に四谷天窓で開催された最終ライブ審査への切符を手にしたシンガーソンライター平岡優也。 最終ライブ審査ではレコード会社や音楽メディアが審査員を務め緊迫した雰囲気の中、集まったファンの声援を受け行った最大限のパフォーマンスと、素直な歌詞、そしれ高身長で端正な顔立ちをしたルックスも買われ見事優勝。

平岡優也のプロフィール

──音楽を始めたきっかけについて始めに聞かせてください。


平岡優也:もともと歌はすごく好きだったんですけど、カラオケ行ったり一般的な触れ合い方をしていて。高校生の時大好きなかりゆし58さんが地元の秋田でライブをするっていうことで初めてライブを見に行った時、いつもCDで聴いていた曲を生で聴けたこととか、他のお客さんの反応にもすごく感動して、“これが音楽か。やりたいな!”って思ったのが一番のきっかけでした。


──秋田出身なんですね、音楽をやるために上京してきたんですか?

平岡優也:そうですね、今は一人暮らしでやっています。
高校卒業したら身内がいる仙台に行こうと思っていたんですけど、3.11の大地震があって秋田に残ることになって。20歳になった時、もう一回仙台に行こうとしたら母ちゃんに「どうせ行くなら東京行けばいいじゃん!」って言われて上京することを決めました。


──お母さんそれはすごいアドバイスでしたね。

平岡優也:うちは男4人兄弟で僕が一番下なんですけど、上3人はみんな家出てからも東北にいて。東京出てる兄弟いないしってこともあって(笑)。


──今お母さんやお兄さんたちも平岡さんの音楽活動は注目してくれているんですね。

平岡優也:はい、応援してくれています。


──平岡さんはピアノの弾き語りっていうスタイルで歌われていますが、ピアノを始めたきっかけも何かあったんですか?

平岡優也:東京出てきて音楽学校に入って出会った先生が、ピアノの弾き語りでシンガーソングライターをやっていたり他にも色んな楽器もできる方だったんです。その先生に「どうなりたいの?」って聞かれて初めて自分が歌をやっていく上でのスタイルを考えた時に、武器は多いほうがいいと思ってピアノの弾き語りをするシンガーソングライターになりたいって決めました。


──ギターっていう選択肢もありましたよね?

平岡優也:ギターでシンガーソングライターやっている人もたくさんいるから、ピアノを弾くことで少し色分けできるんじゃないかっていうことで。



スカイライトオーディション優勝

──SHOWROOMでイベントとして開催されたスカイライトオーディションに参加した理由について聞かせてください。


平岡優也:10月に四谷天窓さんでワンマンライブをやるって決めていたんですけど、SHOWROOMで“四谷天窓”っていうワードを見つけてこのオーディションが開催されるっていうことを知りました。それで急遽「明日からこのイベント参加します!」って配信したらみんな準備するわ!って来てくれたので。


──5位以内が決勝のライブに参加できるってことでしたよね。

平岡優也:そうですね、イベントスタートしてから、「5位以内までに残ったら最終審査いけるから」ってことはリスナーさんに話していたんですけど、1位はやっぱ難しいなと思ってたんですよ。イベント参加者に岡井つばささんって方がいて、その方すごい強い方なので。


──ご存知だったんですね。

平岡優也:同じイベントに参加するのは初めてなんですけど、存在はもちろん知っていました。途中経過を見ても、やっぱ女子強ぇと思ってたら、アイリスさんの順位もグンと上がってきて、嘘だろ!?と思いましたね(笑)。
でも5位以内だから、そこまでに入れればと思って。5位に入った後の最終審査は得票制だったんで、ファンの方に「来れる方来て下さーい!」って呼び掛けたら「じゃあ行くわー!」って来てくれました。


──予選を1位で通過されたアイリスさんをどのように捉えていらっしゃいましたか?

平岡優也:アイリスさんがSHOWROOMを始めたのって僕よりも結構遅いんですよ。確かまだ1年も経ってないんすけど、もうフォロワー数が2000人とかだったんで、相当強いんだろうなぁと思ったら、マジで強かった(笑)。


──脅威だったんですね。

平岡優也:SHOWROOMに課金ギフトとかあるじゃないですか。でも、それなしでダントツ1位だったんすよ。だから僕ほんとにあの最終審査っていう形がなかったら、まず今回の結果はなかったなと思ってます。


──すごいですね。それでこそ、SHOWROOM。普段はSHOWROOMでも歌われるんですよね?

平岡優也:歌ってますね。今はSHOWROOMの中でカバー曲歌う規制が厳しくなって、オリジナルを持っていないとむちゃくちゃ大変です。


──なるほど、オリジナル持ってる人がどんどん強くなってく感じになってですかね(笑)。

平岡優也:そうですね。配信は。


──んー、なるほど。では決勝当日に歌われてた平岡さんのオリジナル曲、「オンボロ自転車」と「お疲れさま」について聞いていきます。

平岡優也:はい。


『オンボロ自転車』



──なかなか自転車にフォーカスを当てた曲ってめずらしいなぁって思いました。「オンボロ自転車」を書き始めたきっかけは?

平岡優也:僕はラブソングを書いたことなくて、どっちかって言うと書く曲は、思ったこととか、日常への不満とか、何かにありがとうって伝えたいとか、そういう気持ちを書いたものだったんですね。で、この曲を書いた時は育ててくれた親とか生んでくれた親にはすごく感謝の気持ち伝えたいなと思って書きました。



──なるほど。

平岡優也:せっかくシンガーソングライターをやらせてもらっているんで、なんか書きたいなと思ってたんですけど、ざっくり母ちゃんへありがとうの曲ってありきたりだから自分ならではのエピソード交えたいなと思った時に、Facebookの母ちゃんの投稿を見たんです。
「自転車とさよならしました」って記事だったんですけど、自分のお父さんから入学祝いでもらった自転車だったっていうのをその記事を見て初めて知って、これを曲にしようと思ったのがきっかけでした。


──この歌詞はお母さんの立場で書かれてるというか、お母さんの気持ちを自分の経験かのように書枯れていますよね。お母さんとは結構よく話される方なんですか?

平岡優也:仲いいですね、僕は特に。


──なるほど。じゃあこの曲書く際にも入り込みやすかった感じなんですかね。

平岡優也:そうですね。ありがとうの気持ちをまず伝えたかったのと、僕視線じゃなく母ちゃんからの視点も考えたりとかして、言葉いっぱい探して探して、っていう感じで書きました。


──すごく渋い言葉も使われたりしますよね。30うよねん?ですか。

平岡優也:30有余年。


──ゆうよねん?これ初めて聞きました、30プラス何年かってことですか?

平岡優也:そうですね。いつも先生に作った曲を見てもらっているんですけど、曲作る時には引っ掛かる言葉とかワードを入れた方がいいってことを教えてもらって。


──なるほど、その難しい言葉が引っかかるんですね。そしてサビでは何回も同じこと繰り返したりもしていらっしゃいますね

平岡優也:そうですね。もうサビはもう、なんか、覚えてもらいやすい感じにしようと


──うん。キャッチーですもんね。この曲に関してレコーディングとかで意識したこととかってありましたか?

平岡優也:よく先生に「口を開かないで歌う」って言われるんで、レコーディングの時も何回も言われながらですけど、はきはき歌詞がしっかり伝わるようにっていうのはすごい意識しましたね。


──なるほど。この歌詞の中で、平岡さん的に一番気に入ってるフレーズとかってありますか?

平岡優也:そうですね…やっぱ、一番最後のフレーズですかね。「愛する人と乗せて行く」っていうワードかなぁと思います。


──確かに。これ三回繰り返してますしね。

平岡優也:はい。


──どのようにこのフレーズが生まれたかって、覚えてます?

平岡優也:僕「お疲れさま」って曲でもそうなんですけど、自分で書いてても、なんでこの歌詞にしたんだろうっていうことは全く思い出せないんです。
シンガーソングライターの人がよく言う、「その時にしか書けない曲」ってのはそういうことなのかなぁっていうのを、今実感してます。


──天才肌というか。

平岡優也:いやー、天才って言ったらいいい言い方ですけど。感覚で書いてしまうっていう。だから逆になんて言うんだろうかな。うまい言いまわしとかができないというか。シンガーソングライターの人が書く詞と、作詞家の人が書く詞って全然違うんですよ。


──確かに作詞家として仕事としてやっていらっしゃる方だときっと書けない歌詞ですよね。そういう面で素直な感じ。

平岡優也:(笑)。僕はこの歌を歌う時に、必ずエピソードを話すんですね。その前置きがないとちょっとわかりずらい歌詞なんですよ。ほんとにうまく歌詞を書ける人っていうのはエピソードを前置きとして伝えなくても曲が伝わる詞を書くのかなって思いました。

──かなり分析されてますね、勉強家でもあるんですね。

平岡優也:いえ(笑)。

次ページ : 自分に言い聞かせるような感覚で書いた

秋田県出身のシンガーソングライター。 20歳からピアノを始め、全国各地の路上で弾き語りによるストリートライブを続けている。 YouTubeに投稿された路上ライブの動画が900万回再生、アジアでは関連動画が累計4,000万回以上再生され、”通行人が足を止める歌声”と話題に。 インターネットと路上の···

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