アストロ 歌詞 伊東歌詞太郎 ふりがな付

色褪いろあせた設計せっけい図ず
作つくりかけのシャトルを見みせて
神かみへの背信はいしんか 大おおいなる一いっ歩ぽか

高たかく飛とぶために
深ふかくしゃがむことも必要ひつよう
そんなことは
とうにわかってるだろ

不思議ふしぎと嘲笑わらう声こえは
耳みみに入いらなくなっていた
伝つたえたい言葉ことばは飲のみ込こんで
緑色みどりいろの星ほしに出でくわした
夏なつの終おわりから見上みあげ続つづけた
金色こんじきの空そら

満月まんげつに恋こいをして太陽たいように焦こがれ
届とどかなくて泣ないた日ひもあった
声こえが掠かすれて 膝ひざを抱かかえても
宇宙船うちゅうせんは構かまわず進すすむのに

誰だれかが囁ささやく
「知しらなくていいこともある。」と
そんなの頷うなずけるわけがないだろ
緑色みどりいろの星ほしが僕ぼくの背中せなかを強つよく押おしてる
少すこしの勇気ゆうきが片道かたみち切符きっぷさ

ずっと探さがしていた
傷きずつかない世界せかいを
そこに行いくのは簡単かんたんなこと
何なにもしないこと

エンジンは焼やき付ついて 翼つばさは折おれて
大気圏たいきけんでだいぶ失うしなった
それでもまだ信しんじているのさ
無む重力じゅうりょくの先さきの栄光えいこうを飛とび続つづけろ
燃もえ尽つきても

満月まんげつに恋こいをして
太陽たいように焦こがれ 夢ゆめを見みてる僕ぼくは謳うたう
息いきもできないほど美うつくしい
そんな場所ばしょへ宇宙船うちゅうせんで
何なん万まん光年こうねんの旅たびを始はじめよう