トビウオ愛記 歌詞 黒子首 ふりがな付

受うけ取とれたはずの然しかるべき愛あいに
一度いちどもまともに向むき合あえずに
嫌いやにひねくれた手てのつけようもない
寂さびしい大人おとなになり腐くさっていく

ここ数すう年ねん開ひらかれてない宝箱たからばこに価値かちはあるのかい?
今いまを差さし伸のべる手てがあるのに

この地上ちじょうにはちょっと神様かみさまが多おおすぎる信しんじたいモンで溢あふれて
頭あたま抱かかえた僕ぼくに ここにはさここなりの楽たのしみ方かたがあると教おしえて下ください

万まんが一いちにも踏ふみ外はずしたらと
こわくてこわくて眠ねむれなくて
緩衝材かんしょうざいを作つくることばかり
汗あせかき精出せいだし今いまが終おわる

こんなにも小ちいさな体からだひとつに頼たよるしかなくて
僕ぼくはとってもひとりぽっちだな

この地球ちきゅうにベチャっと塗ぬられてるコンクリート引ひっ剥ぱがしてやりたくなって
逃にげられないとわかって叫さけんだ声こえで驚おどろいた魚さかながハネて見みせた自由じゆう

本当ほんとうは思おもうより難むずかしくないのかも?
こんなたのしいくるしみは他ほかにない気きがした

(この地球ちきゅうにはちょっと)

この地球ちきゅうのこともっと信しんじるって言葉ことばさえ忘わすれるくらい信しんじたい
がんじがらめた糸いとが嘘うそのようにスルスルとほどかれる未来みらいが見みえたんです