肩かたの雪ゆきさえ 払はらわずに
ホームで送おくる 影法師かげぼうし
たとえ嘘うそでも 行いくなよと
止とめる言葉ことばが 欲ほしかった
愛あいが叶かなわぬ あなたから
ひとり旅立たびだつ ああ 北きた列車れっしゃ
無理むりをするなと 髪かみを撫なで
くちづけだけの 雪ゆきの宿やど
後あとでどんなに 泣なこうとも
上あげて悔くいない 恋こいなのに
心残こころのこりの 想おもい出でが
いまは道連みちづれ ああ 北きた列車れっしゃ
窓まどに頬ほお寄よせ 振ふり向むけば
駅えきの灯ひ隠かくす 別わかれ雪ゆき
わざと苦くるしい 旅たびをして
あなた忘わすれる つもりです
春はるを捜さがしに 行いくよりも
冬ふゆを追おってく ああ 北きた列車れっしゃ
肩kataのno雪yukiさえsae 払haraわずにwazuni
ホhoームmuでde送okuるru 影法師kageboushi
たとえtatoe嘘usoでもdemo 行iくなよとkunayoto
止toめるmeru言葉kotobaがga 欲hoしかったshikatta
愛aiがga叶kanaわぬwanu あなたからanatakara
ひとりhitori旅立tabidaつtsu ああaa 北kita列車ressya
無理muriをするなとwosurunato 髪kamiをwo撫naでde
くちづけだけのkuchidukedakeno 雪yukiのno宿yado
後atoでどんなにdedonnani 泣naこうともkoutomo
上aげてgete悔kuいないinai 恋koiなのにnanoni
心残kokoronokoりのrino 想omoいi出deがga
いまはimaha道連michiduれre ああaa 北kita列車ressya
窓madoにni頬hoo寄yoせse 振fuりri向muけばkeba
駅ekiのno灯hi隠kakuすsu 別wakaれre雪yuki
わざとwazato苦kuruしいshii 旅tabiをしてwoshite
あなたanata忘wasuれるreru つもりですtsumoridesu
春haruをwo捜sagaしにshini 行iくよりもkuyorimo
冬fuyuをwo追oってくtteku ああaa 北kita列車ressya