マーメイド 歌詞 黒子首 ふりがな付

やっぱりやめようかと思おもってる 夜よるが長ながいし
毎日まいにち同おなじことで悩なやんでる いつからだろうか

今日きょうも濡ぬれた髪かみを靡なびかせ 退屈たいくつを乾かわかして
残のこったメランコリア 砂すなに混まぜたり

私わたし足あしの生はえたマーメイド
海うみも陸りくもよく知しらない
100 年ねんの願ねがい叶かなう日ひなのに
動うごけない

誰だれかにもらった真珠しんじゅの首飾くびかざり
かすかに煌きらめいて
立派りっぱな髪かみも爪つめもあるのに私わたし…
なんにもない なんにもないのよ

何度なんども寄よせては返かえす波なみを見みてて分わかった
きっとそうこの子こ達たちにも次つぎの行いき先さきがある

私わたし足あしの生はえたマーメイド
こんなところにいちゃいけない
縺もつれる足あしをひっぱたいてそう
一いっ歩ぽでも

誰だれかにもらった真珠しんじゅの首飾くびかざり
たしかに煌きらめいて
立派りっぱな髪かみも爪つめもあるのに私わたし…
なんにもないのよ !

冷つめたい水みずの中なかを無数むすうの泡あわを繋つないで
助たすけてくれた人ひとは

誰だれかにもらった真珠しんじゅの首飾くびかざり
今いまやっと思おもい出だした
あんまり長ながく生いきすぎて大切たいせつなこと忘わすれてた
あなただったのね

お守まもりみたいな真珠しんじゅの首飾くびかざり
いつだってあたたかい
髪かみも爪つめも足あしもこの心こころだって
しっかり息いきしてる血ちが通かよってる
私わたしももう輝かがやけるはず