白幻 歌詞 ael-アエル- ふりがな付

残酷ざんこくな夢ゆめを見みたんだ
涙なみだで目覚めざめてしまう
もう会あえない君きみへの
想おもいを抱かかえたまま

心こころに刺ささった
破片カケラは痛いたみを孕はらみ
止とまったこの季節きせつを
ずっと抜ぬけ出だせない

何度なんどでも 何度なんどでも呼よんだのは
愛いとおしい 君きみの名前なまえ

伸のばした手てに 触ふれたのは 幻まぼろし?
何なにも見みえない もう何なにも聞きこえない
君きみがいない世界せかいじゃ意味いみがない
あの日ひくれた 温ぬくもりを探さがし続つづけている

終おわりのない痛いたみの中なか
奇跡きせきを信しんじてしまう
もう会あえない君きみとの
思おもい出でが溢あふれ出だす

壊こわれた時計とけいが
道端みちばたに捨すてられている
止とまった針はりよどうか
動うごいてと祈いのった

どうしても 最後さいごの後うしろ姿すがた
焼やき付ついて 消きえないんだ

君きみの声こえを 聞きいたのは 幻まぼろし?
嘘うそでもいい 歪いびつでも構かまわない
君きみがいなきゃ生いきてる意味いみがない
傷きずだらけの指先ゆびさきは どこにも届とどかない

もう何なにも いらないから
もう一度いちど もう一度いちど 抱だきしめられたなら

雪ゆきの中なかに消きえたのは 幻まぼろし?
何なにもできない もう何なにも分わからない
君きみがいない世界せかいじゃ意味いみがない
傷きずだらけで ボロボロで 探さがし続つづけて
伸のばした手てに 触ふれたのは 幻まぼろし?
呼よび続つづける声こえが 雪ゆきに飲のまれてゆく