野崎のざき参まいりは 屋形船やかたぶねでまいろ
どこを向むいても 菜なの花はなざかり
粋いきな日傘ひがさにゃ 蝶々ちょうちょうもとまる
呼よんで見みようか 土手どての人ひと
野崎のざき参まいりは 屋形船やかたぶねでまいろ
お染そめ久松ひさまつ 切せつない恋こいに
残のこる紅梅こうばい 久作きゅうさく屋敷やしき
今いまも降ふらすか 春はるの雨あめ
野崎のざき参まいりは 屋形船やかたぶねでまいろ
音おとにきこえた 観音かんのんござる
お願がんかけよか うたりょか滝たきに
滝たきは白絹しらぎぬ 法のりの水みず
野崎nozaki参maiりはriha 屋形船yakatabuneでまいろdemairo
どこをdokowo向muいてもitemo 菜naのno花hanaざかりzakari
粋ikiなna日傘higasaにゃnya 蝶々chouchouもとまるmotomaru
呼yoんでnde見miようかyouka 土手doteのno人hito
野崎nozaki参maiりはriha 屋形船yakatabuneでまいろdemairo
おo染soめme久松hisamatsu 切setsuないnai恋koiにni
残nokoるru紅梅koubai 久作kyuusaku屋敷yashiki
今imaもmo降fuらすかrasuka 春haruのno雨ame
野崎nozaki参maiりはriha 屋形船yakatabuneでまいろdemairo
音otoにきこえたnikikoeta 観音kannonござるgozaru
おo願ganかけよかkakeyoka うたりょかutaryoka滝takiにni
滝takiはha白絹shiraginu 法noriのno水mizu