草枕 歌詞
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夢ゆめにはぐれて 行いきくれて
孤こりつぐ酒さけ ひりひりと
やつれた胸むねに 傷口きずぐちに
泣なけよとばかりに しみわたる
振ふりむけば
咲さかず終しまいの 恋こいいくつ
みれんほろほろ 盃さかずきに
おもかげ浮うかべ のみほせば
やるせぬ想おもいよ とめどなく
歳月さいげつの
流ながれ行いくまま 流ながれ去さる
人ひとの旅路たびじの 儚はかなさを
身みにしみじみと 抱だくとき
侘わびしや夜雨やうの 草枕くさまくら
馬骨
2022/06/03 05:38
人の世の、夢にはぐれて行きくれて、一人注ぐ酒ひりひりと、やつれた胸に傷口に、泣けよとばかり染みわたる・・振り向けば、咲かず終いの恋幾つ、未練に揺れて盃に、想い浮かんで消えて行く・・行く年月は帰らざる、歳月哀し流れ舟、儚き人の旅行を、身にしみじみと抱く時、わびしや夜雨の草枕・・打ちひしがれた心根に、酒がぽつりとものを云う、心侘しい草枕・・