ひとり静しずは 蔦つたの花はな
静しずかに咲さいて つつましく
浮世うきよの罪つみで散ちってゆく
清きよい乙女おとめの夢ゆめの花はな
花はなの都みやこの春はるの夢ゆめ
覚さめて涙なみだの小夜さよ嵐あらし
海うみヒヨドリの 巣すを作つくる
離はなれ小島こじまに還かえろうよ
今宵こよい別わかれの 瀬戸せとの月つき
都とよ恋こいよさようなら
涙なみだと愛あいの住すむ島しまで
ひとり静しずは咲さきましょう
ひとりhitori静shizuはha 蔦tsutaのno花hana
静shizuかにkani咲saいてite つつましくtsutsumashiku
浮世ukiyoのno罪tsumiでde散chiってゆくtteyuku
清kiyoいi乙女otomeのno夢yumeのno花hana
花hanaのno都miyakoのno春haruのno夢yume
覚saめてmete涙namidaのno小夜sayo嵐arashi
海umiヒヨドリhiyodoriのno 巣suをwo作tsukuるru
離hanaれre小島kojimaにni還kaeろうよrouyo
今宵koyoi別wakaれのreno 瀬戸setoのno月tsuki
都toよyo恋koiよさようならyosayounara
涙namidaとto愛aiのno住suむmu島shimaでde
ひとりhitori静shizuはha咲saきましょうkimasyou