海うみの匂においが しみこんだ
太ふとい毛糸けいとの チャンチャンコ
背せなかをまるめて カキを打うつ
母かあさん 母かあさん お元気げんきですか
案あんじております 兄貴あにきとふたり
海うみが時化しければ 時化しけるほど
カキはおいしく なるという
母かあさん あなたの口癖くちぐせが
土鍋どなべを囲かこめば きこえてきます
やさしい笑顔えがおが 浮うかんできます
遠とおく離はなれた 子供こどもらに
海うみの匂においを くれた母はは
わたしは 手紙てがみが下手へたじゃけど
母かあさん 母かあさん 黙だまっていても
伝つたわりますとも あなたのこころ
海umiのno匂nioいがiga しみこんだshimikonda
太futoいi毛糸keitoのno チャンチャンコchanchanko
背seなかをまるめてnakawomarumete カキkakiをwo打uつtsu
母kaaさんsan 母kaaさんsan おo元気genkiですかdesuka
案anじておりますjiteorimasu 兄貴anikiとふたりtofutari
海umiがga時化shikeればreba 時化shikeるほどruhodo
カキkakiはおいしくhaoishiku なるというnarutoiu
母kaaさんsan あなたのanatano口癖kuchiguseがga
土鍋donabeをwo囲kakoめばmeba きこえてきますkikoetekimasu
やさしいyasashii笑顔egaoがga 浮uかんできますkandekimasu
遠tooくku離hanaれたreta 子供kodomoらにrani
海umiのno匂nioいをiwo くれたkureta母haha
わたしはwatashiha 手紙tegamiがga下手hetaじゃけどjakedo
母kaaさんsan 母kaaさんsan 黙damaっていてもtteitemo
伝tsutaわりますともwarimasutomo あなたのこころanatanokokoro