生うまれた港みなとを はばたくときは
一度いちども後うしろを 見みなくても
これが運命うんめいさ 海うみどりたちの
呼よばれもせぬのに 舞まい戻もどる
北きたへ、北きたへ、男おとこがひとり
赤銹あかさびだらけの マストをみれば
男おとこの苦労くろうは わかるけど
だれが迎むかえに 行いってやるもんか
女おんなはふて寝ねを 決きめたけど
汽笛きてき 聞きいて 裸足はだしで駈かける
酒さけにも溺おぼれた 恋こいにも酔よって
傷きずつき流ながれた 十五じゅうご年ねん
まわり道みちした 航海こうかいラムプ
消けすのはあの女おんなの 店みせだねと
北きたへ、北きたへ、男おとこは帰かえる
生uまれたmareta港minatoをwo はばたくときはhabatakutokiha
一度ichidoもmo後ushiろをrowo 見miなくてもnakutemo
これがkorega運命unmeiさsa 海umiどりたちのdoritachino
呼yoばれもせぬのにbaremosenunoni 舞maいi戻modoるru
北kitaへhe、北kitaへhe、男otokoがひとりgahitori
赤銹akasabiだらけのdarakeno マストmasutoをみればwomireba
男otokoのno苦労kurouはha わかるけどwakarukedo
だれがdarega迎mukaえにeni 行iってやるもんかtteyarumonka
女onnaはふてhafute寝neをwo 決kiめたけどmetakedo
汽笛kiteki 聞kiいてite 裸足hadashiでde駈kaけるkeru
酒sakeにもnimo溺oboれたreta 恋koiにもnimo酔yoってtte
傷kizuつきtsuki流nagaれたreta 十五juugo年nen
まわりmawari道michiしたshita 航海koukaiラムプramupu
消keすのはあのsunohaano女onnaのno 店miseだねとdaneto
北kitaへhe、北kitaへhe、男otokoはha帰kaeるru