おかしな人ひとだね
恋こいの始はじめと終おわりには 両りょう手一杯ていっぱいの白しろい
バラを生いける癖くせがある
娘むすめのようだね
強つよい香かおりに囲かこまれて 胸むねを熱あつくして
むせているとあなたは言いった
今宵こよい 花はな宵闇よいやみ
痛いたむのは何なに
別わかれを気配けはいで悟さとる私わたしの身みの不幸ふこう
今宵こよい 花はな宵闇よいやみ
嘆なげくのは誰だれ
いくつ 別わかれを重かさねても
さよならが下手へたな女おんなの身みの不幸ふこう
寂さびしい人ひとだね
猫ねこも飼かわずに 一いち人切ひときり バラに埋うもれて
移うつり変かわる時ときをどう過すごす
やつれたみたいだ
どうか体からだを大切たいせつに 無理むりをしないでと
頬ほおに触ふれてあなたは言いった
今宵こよい 花はな宵闇よいやみ
熱あついのは何なに
涙なみだをかくしてしまう私わたしの身みの不幸ふこう
今宵こよい 花はな宵闇よいやみ
辛つらいのは何故なぜ
いくつ別わかれを重かさねても
さよならが下手へたな女おんなの身みの不幸ふこう
おかしなokashina人hitoだねdane
恋koiのno始hajiめとmeto終owaりにはriniha 両ryou手一杯teippaiのno白shiroいi
バラbaraをwo生iけるkeru癖kuseがあるgaaru
娘musumeのようだねnoyoudane
強tsuyoいi香kaoりにrini囲kakoまれてmarete 胸muneをwo熱atsuくしてkushite
むせているとあなたはmuseteirutoanataha言iったtta
今宵koyoi 花hana宵闇yoiyami
痛itaむのはmunoha何nani
別wakaれをrewo気配kehaiでde悟satoるru私watashiのno身miのno不幸fukou
今宵koyoi 花hana宵闇yoiyami
嘆nageくのはkunoha誰dare
いくつikutsu 別wakaれをrewo重kasaねてもnetemo
さよならがsayonaraga下手hetaなna女onnaのno身miのno不幸fukou
寂sabiしいshii人hitoだねdane
猫nekoもmo飼kaわずにwazuni 一ichi人切hitokiりri バラbaraにni埋uもれてmorete
移utsuりri変kaわるwaru時tokiをどうwodou過suごすgosu
やつれたみたいだyatsuretamitaida
どうかdouka体karadaをwo大切taisetsuにni 無理muriをしないでとwoshinaideto
頬hooにni触fuれてあなたはreteanataha言iったtta
今宵koyoi 花hana宵闇yoiyami
熱atsuいのはinoha何nani
涙namidaをかくしてしまうwokakushiteshimau私watashiのno身miのno不幸fukou
今宵koyoi 花hana宵闇yoiyami
辛tsuraいのはinoha何故naze
いくつikutsu別wakaれをrewo重kasaねてもnetemo
さよならがsayonaraga下手hetaなna女onnaのno身miのno不幸fukou