森の小径 歌詞
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白しろい花はなを
受うけて泣ないて居いた
愛あいらしい貴女あなたよ
おぼえて居いるかい
森もりの小径こみち
僕ぼくも哀かなしくて
青あおい空そら仰あおいだ
何なんにも言いわずに
いつか寄よせた
小ちいさな肩かただった
白しろい花はな夢ゆめかよ
馬骨
2023/01/03 04:54
1940年(昭和15年)佐伯孝夫作詞、灰だ有紀彦作曲の歌である・・きわめて短い歌であり、内容も愛らしい乙女ととの初恋のような淡い恋を歌った歌であり、すうっと通り過ぎてしまいそうな歌であるが、その過ぎゆく風の香りや、甘い恋の香が何もない高原に一色の花を咲かせて過ぎるのである・・人の気持ちは色々であるが、こんな可憐な恋の花の咲く小路を歩いた人は実際は少ないと思う・・私にも若き日の想い出はあるがこれ程爽やかではない・・