一夜ひとよに二夜ふたよに 降ふり積つもる
雪ゆきで小枝こえだが また折おれる
これが最後さいごの 恋こいだもの
夢ゆめに 散ちりたい この命いのち
二人ふたり 隠かくして 白しろい宿やど
添そえない人ひとだと 知しりながら
恋こいにこの身みを 投なげました
人ひとに言いえない 幸しあわせを
いつも さがして 生いきてきた
二人ふたり 淋さびしい 白しろい宿やど
静しずかに終おわりは 来くるものを
今日きょうも儚はかない 夢ゆめを見みた
女心おんなごころの 悲かなしさを
そっと 見みつめる 冬ふゆの花はな
二人ふたり どこ行いく 白しろい宿やど
一夜hitoyoにni二夜futayoにni 降fuりri積tsuもるmoru
雪yukiでde小枝koedaがga またmata折oれるreru
これがkorega最後saigoのno 恋koiだものdamono
夢yumeにni 散chiりたいritai このkono命inochi
二人futari 隠kakuしてshite 白shiroいi宿yado
添soえないenai人hitoだとdato 知shiりながらrinagara
恋koiにこのnikono身miをwo 投naげましたgemashita
人hitoにni言iえないenai 幸shiawaせをsewo
いつもitsumo さがしてsagashite 生iきてきたkitekita
二人futari 淋sabiしいshii 白shiroいi宿yado
静shizuかにkani終owaりはriha 来kuるものをrumonowo
今日kyouもmo儚hakanaいi 夢yumeをwo見miたta
女心onnagokoroのno 悲kanaしさをshisawo
そっとsotto 見miつめるtsumeru 冬fuyuのno花hana
二人futari どこdoko行iくku 白shiroいi宿yado