よみ:かんらんしゃ
観覧車 歌詞
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My Hair is Bad
- 2019.6.26 リリース
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助手席じょしゅせきの窓まどから一目ひとめ覗のぞいた
観覧車かんらんしゃがきれいだった
今年ことし最後さいごの花火はなびのようだった
「乗のりたい」という君きみに頷うなずく僕ぼくに
工事こうじの看板かんばんの彼かれが
深ふかく頭あたまを下さげていた
優やさしいだけが優やさしさじゃないとどこかで分わかるのに
それでも優やさしさばかり追おっている
少すこし寒さむくなってきたね
また長ながい冬ふゆがくるね
「きれいだったこの夜よる景けいも
朝あさが来くれば違ちがう顔かおだ
今いまの僕ぼくらと似にているように見みえない?
観覧車かんらんしゃは昇のぼって あとは落おちてくだけだ」
とは言いわずに抱だき寄よせてキスをした
カラオケで上辺うわべだけを見みせ合あった
こういう場ばは苦手にがてで誤魔化ごまかしていた
知しらない曲きょくにタンバリンが鳴なっていた
必要ひつようないものにすら必要ひつようとされたかった僕ぼくは
必要ひつようのない相槌あいづちを打うっていた
一人ひとりの部屋へやでは針はりを突つき刺さして
たまに傷口きずぐちを開ひらいてた
優やさしい悶絶もんぜつ 特別とくべつだったから
痛いたくないと分わからなかった
この傷きずが見みえないように
もっと近ちかづいてきてよ
この傷きずが見みえるのなら
そこだけを舐なめてみてよ
「本当ほんとうはもう気付きづいてるよ
あなたは傷きずも痛いたみも知しらない
悲劇ひげきを気取きどって教おしえて欲ほしいのよ
このゴンドラから観覧車かんらんしゃは見みえないじゃない」
窓まどに映うつる真逆まぎゃくの君きみが話はなす
僕ぼくらの花火はなびが散ちって
ふと振ふり返かえるともう
観覧車かんらんしゃは真まっ黒くろの鉄てつだった
観覧車かんらんしゃがきれいだった
今年ことし最後さいごの花火はなびのようだった
「乗のりたい」という君きみに頷うなずく僕ぼくに
工事こうじの看板かんばんの彼かれが
深ふかく頭あたまを下さげていた
優やさしいだけが優やさしさじゃないとどこかで分わかるのに
それでも優やさしさばかり追おっている
少すこし寒さむくなってきたね
また長ながい冬ふゆがくるね
「きれいだったこの夜よる景けいも
朝あさが来くれば違ちがう顔かおだ
今いまの僕ぼくらと似にているように見みえない?
観覧車かんらんしゃは昇のぼって あとは落おちてくだけだ」
とは言いわずに抱だき寄よせてキスをした
カラオケで上辺うわべだけを見みせ合あった
こういう場ばは苦手にがてで誤魔化ごまかしていた
知しらない曲きょくにタンバリンが鳴なっていた
必要ひつようないものにすら必要ひつようとされたかった僕ぼくは
必要ひつようのない相槌あいづちを打うっていた
一人ひとりの部屋へやでは針はりを突つき刺さして
たまに傷口きずぐちを開ひらいてた
優やさしい悶絶もんぜつ 特別とくべつだったから
痛いたくないと分わからなかった
この傷きずが見みえないように
もっと近ちかづいてきてよ
この傷きずが見みえるのなら
そこだけを舐なめてみてよ
「本当ほんとうはもう気付きづいてるよ
あなたは傷きずも痛いたみも知しらない
悲劇ひげきを気取きどって教おしえて欲ほしいのよ
このゴンドラから観覧車かんらんしゃは見みえないじゃない」
窓まどに映うつる真逆まぎゃくの君きみが話はなす
僕ぼくらの花火はなびが散ちって
ふと振ふり返かえるともう
観覧車かんらんしゃは真まっ黒くろの鉄てつだった