月燈 歌詞 あれくん ふりがな付

キャンドルライトの灯あかりが
ワンルームのこの空間くうかんで
時計とけいの動うごきを示しめすように
小ちいさく揺ゆれている

上手うまく行いかない事ことばかりだ
楽らくに命いのちを溶とかせたら
愚痴ぐちを零こぼして溢あふれ返かえる
涙なみだの目的もくてき地ちも

感情かんじょうは雨あめだ、君きみの心こころもさっぱりで
3秒びょう少すこし前まえの記憶きおくに首くびを傾かしげた

あぁ、憧あこがれや才能さいのうも
飢うえた人間にんげんの末路まつろだ
そう決きめつけて僕ぼくはそっと息いきを逃のがした
高々たかだかに笑わらえよ
紅夕くれないゆうに染そまる
群青ぐんじょうの空そらを眺ながめて
今日きょうも夜よるに堕おちていく

ハローグッバイで世界せかいは
上手うまく縫ぬい合あわせてる
人間にんげんは残酷ざんこくで
人生じんせいは透明とうめいだ

幸福こうふくも愛情あいじょうも全すべて人間にんげんのエゴイスト
願ねがっただけで報むくわれる訳わけもないのに

幸しあわせになんてなれるかよ
夢ゆめなんて描えがけるわけないだろ
捻ねじくれた感情かんじょう線せんが渦巻うずまいた

笑顔えがおや愛想あいそも根拠こんきょも
羨うらやましがられる物ものが失うしないから
痛いたみ続つづける心こころが、僕ぼくを苦くるしめた
いつものように笑わらえよ
月つき灯あかりに包つつまれる
夕暮ゆうぐれの空そらを感かんじながら
今日きょうも夜よるに溶とけていく