アケイロ 歌詞 キノコホテル ふりがな付

気き易やすい言葉ことばで 転ころがり落おちていく
闇やみから闇やみへと 誘いざなう人ひとの群むれ
皆みな 囚とらわれのお人形にんぎょう

火ひを噴ふく 太陽たいようが
大地だいちを焼やき払はらう
処女しょじょの涙なみだは 爛ただれた硝子がらすの色いろ
拾ひろい集あつめては血ちを流ながす

泣ないたら良いい
乾涸ひからびるまで
壊こわれて しまわぬように
貴方あなたはもっと素直すなおだった
そうでしょう 思おもい出だして

止とめないで その激情げきじょうを
迸たばしるまま
躰からだごと 全部ぜんぶ剥むき出だして
髄なかは何色なにいろ?

誰だれも貴方あなたの顔かおは見みないよ
せめて隣となりに居いてあげる

試ためして試ためされて
変かわれるものならば
今頃いまごろ私わたしは 眠ねむりにつけたかしら
何処どこで運命うんめいが分わかれたの

泣なかせないで
まだ此処ここに居いて
感かんじて この体温たいおんを
貴方あなたはもっと孤独こどくだった
そうでしょう 顔かおを上あげて

らしくあれなんて 奇麗きれいごと
誰だれでも言いうさ
犠牲ぎせいの上うえに狂くるい咲ざく
愛あいは何色なにいろ?

私わたしの声こえ 呼吸こきゅうしてる
貴方あなたの為ために
悦楽えつらくの夜よる重かさねたら
恋こいは緋色ひいろ

止とめないで その激情げきじょうを
求もとめてやまぬ
躰からだごと 全部ぜんぶ剥むき出だして
髄なかは何色なにいろ?

誰だれも貴方あなたを理解りかい出来できない
せめて隣となりに居いさせて
夜よるが明あけるまで